アメ車☆旧車ライフ☆カトラス

アメ車旧車を中心に、クルマにまつわる話を綴ります。

アメ車の旧車、1964年式シボレーベルエアを1年間所有してみたレビュー 燃費も?愛車遍歴

アメ車の旧車を所有してみたい人の為に、かつて所有していた1964年式シボレーベルエアの、1年間乗ってみた感想を書きます。参考になれば幸いです。インパラではありませんww

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アメ車の旧車なんて身近に乗っている人も居ないし、情報もそこら辺には転がっていないと思うので、実際のアメ車の旧車はどんな物か読んでみて下さい。個体によって当たりハズレが激しいと思いますが、当方のベルエアは・・・。

 大きな故障はなく、40年落ち(当時)の旧車の割にごく普通に走りました。燃費は聞くだけヤボですww

  • スペックと装備(燃費)
  • 発生したトラブル

の順に記載します。

 

ちなみに、画像を見てベルエアじゃなくてインパラだろと思うかも知れませんがベルエアですw

 

 

日本では、1964年式のフルサイズシボレーはインパラがダントツで知名度が高いので、64シボレーにはインパラしかないと勘違いしている方が相当数いらっしゃいますが、当方の所有していた1964年式シボレーはインパラの下位グレードのベルエアでした。


また、2ドアしかないと決めつけている人も居るかも知れませんが、日本ではまず見掛けない4ドアセダンです。
インパラ・ベルエア云々はこちらをご覧下さい。

www.cutlass70.com

 

スペックと装備

スペック
スペック的には多分

  • 327キュービックインチ(約5300ccくらい)
  • 2バレルキャブレターV8
  • パワーグライド(2速オートマ)
  • 4輪パワードラムブレーキ
  • 油圧シリンダーが伸縮するタイプの旧式パワーステアリング

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  • 6人乗りベンチシート
  • コラムシフト
  • 日本ブランド(サンデン?)のコンプレッサーに換装された当時モノの社外クーラー付き

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他の装備は現代の低グレードの軽トラよりショボく、多分今の人には信じられない装備ですw

 

装備

  • 三角窓
  • くるくる窓(ハンドパワーウインドウ)
  • 3人分一緒にスライドしてリクライニングしない手動ベンチシート(ホールド性皆無)
  • 間欠もウインドウウォッシャーもない高低2速ワイパー
  • バックライト無し
  • シートベルト無し
  • ヘッドレスト無し(当然エアバック何それ?w)

潔いほど何も付いていませんが、V8・AT・PB・PS・AC(クーラー)の基本セットが押さえてあるので、特に不自由する事はありませんでした。

ある意味今のクルマが、どれだけくだらない装備のてんこ盛りかを物語っています。

 

ショボい2バレルキャブレターなので、パワーはないものの旧車の4バレルより安定しているので旧車的には調子を崩しにくく安心して乗れました。


毒を吐くと、純正をわざわざ3連キャブに改造して旧車を乗りにくく(調子を崩しやすく)する意味が判りません(旧車乗りのみなさんゴメンナサイ_(._.)_)

 

 

パワーグライド(2速オートマ)ロー/ハイ2速という信じられない低スペックなので、高速走行では唸りっぱなしなのかと思っていましたが、ハイの速度域が異常に広いのか?高速走行でも、NAで3速ATのちょっと古い軽自動車のようにエンジンは壊れるのかと思うくらい悲鳴を上げるのに90~100キロくらいでアクセルべた踏みでも全然加速しない恐怖感はなく、市街地から高速道路まで40年落ちの旧車とは思えない滑らかさで走りました。


さすがに100キロ以上は怖いのでほとんど出しませんでしたが、100キロから追い抜き加速してもV8にしては若干高回転ながら普通に加速しました。


このベルエアがというのではなくアメ車の常で、ブレーキが国産車と比べるとかなり効かないので、車間を詰めない事に注意する点以外では、現代のクルマの流れにもほぼ順応していました。
4輪ディスクが普通で、とっくに絶滅した4輪ドラムブレーキですが、キチンと整備されていれば普通に効きますw 但し高速でフルブレーキングしたらスピンして即死ですがww

このように1950年代末には、アメリカ車は既にクルマとして完成していたのですね。

 

燃費は記憶にありませんが、2バレルキャブレターなのでリッター4~6くらいだったと思います。記憶にないという事は、リッター4キロ以下ではなかったという事です。

 

  • 発生したトラブル

1年間春夏秋冬体験しましたが、故障して帰って来れなかった事は一度もありませんでした。途中で調子を崩して予定をキャンセルして戻ったり、騙し騙し帰還した事も皆無です。

 

メカ部分ではホーシングのシールがダメでデフオイルが漏れていました。ブレーキと間違えてブレーキを整備して貰いましたが、ホーシングのシールとの事でした。修理はせずにそのまま乗りました。

 

ラジエーターのアッパータンクのロウ付けが取れて水漏れしていました。
金欠で修理に出せず、ガソリンタンクの漏れ止めシール塗料を塗ったり、バーナーでハンダを流したりしましたが素人工事では全然ダメでした。こちらも修理はせずにそのまま乗りました。

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使用上問題はないものの、入手時から壊れていた部分等は、
ボンネットのヒンジが片側曲がっていました。開閉時に不自然な動きをするだけで、キチンと閉まったのでそのままでした。


足踏みパーキングブレーキのレバーが変形していてロック出来ませんでした。
これもそのまま放置。ATのPレンジのロックがあるので動いてしまう事はありませんでした。但しPレンジのロックにメチャ負担が掛かるので修理すべきでした。
もし今所有していたなら、ボンネットのヒンジとパーキングブレーキのレバーは、海外ネット通販でアメリカから取り寄せたと思います。

 

フロントガラスに深いワイパー傷
コレも使用には支障なかったので放置しましたが、車検で困りそうですねw
当方は購入時、売り主に車検を通して貰ってから引き取りましたけど、傷のまま通ってましたw

 

リアウインドウから雨水進入
ウェザーストリップの経年劣化。コーキング剤充填

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外装は、過去にパー吹き塗装された形跡はあるもののガサガサでしたがそのまま乗りました。

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旧いのに腐食がほとんどなく、トランクリッドの末端部が腐って穴だらけだった以外は酷いサビはなかったので、外装はバリバリに磨き上げられてピカピカなのに中身はグサグサに腐っているクルマが多い中、かなり良質な個体だったのかと思います。

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このクルマの入手と同時に失業して半年間無職だったのでお金を掛けられず、翌年の自動車税88000円がキツかった為に売却しました。

次オーナーは'64シボレーフリークで、最初'64インパラコンバーチブルを購入し、徹底的に改造してバリバリのローライダーに仕上げ、いじり倒しているうちにオリジナルの良さに気付いてノーハイドロの'64インパラHTを入手。


コンディションがイマイチだったので、全バラ中に当方出品のベルエアを発見!都合3台の'64シボレーを所有という本格派でした!

 

これを逃したら当分出て来ないだろうと、絶対落札するつもりで入札したとの事です。

関西よりキャリアカーで遠路はるばるやって来て、大喜びで持ち帰っていきました。

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値段が格安なだけに、インパラローライダーの部品取りにされたり、ハンパな香具師に落札されて残念なローライダーにされなくてホントに良かったです。

 

 

その後 mixi友人によって関西のローライダー集会で撮影されました。(画像はmixi友人より拝借)

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ホイールキャップが、当方入手時のインパラ用から本来のベルエア用お椀キャップに戻されています!

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10年以上経過して、今現在どうなっているかは判らないですが、ホントに残念なローライダーにならずオリジナルの良さが理解している真のマニアの手に渡って本当によかったと思います。

経済的余裕と保管場所があれば、手放さなかったのですけど…orz

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