アメ車☆旧車ライフ☆カトラス

アメ車旧車を中心に、クルマにまつわる話を綴ります。

スカGだけがスカイラインじゃない!ハコスカよりも前のスカイライン

今回は、ハコスカより前のスカイラインの話です。

skyline

  •  ハコスカより前の約10年

大体スカイラインの話となると、古くても最大ハコスカからスタートする事が多く感じます。

 

しかしスカイラインはハコスカより10年以上前から登場していた車種なのです。

 

  • 初めはスカGとは異なる性格のクルマだった。

1957年にプリンスセダンAISH(AMSH)​の次モデルとしてスカイラインがデビューしました。

skyline

当時は今と区分が異なり、1500ccから上が3ナンバーだった為に1500ccですが、1955年発売のクラウンも1960年登場のセドリックも、法改正で5ナンバーが2000cc未満になるまで全車5ナンバー枠ギリギリの1500ccでした。

 

今は3ナンバーでも排気量が2000cc未満なら自動車税は5ナンバーの2000ccと同額ですが、当時は車体寸法が5ナンバーサイズを超えただけで3ナンバーの自動車税が課税されました。

 

しかも今ほど排気量ごとの税額の区分けが細かくなかったので、3ナンバーになった途端に自動車税が高額になる為に、国産乗用車の排気量は基本的に1500cc以下でした。

 

なのでスカイラインも、感覚的には昭和のクラウンやセドリックのような2リッタークラスの高級セダンといったクルマでした。

 

スカGのようなスポーティーなツーリングセダンといったイメージではありませんでした。このスポーティーが皆無な点も、一般的な普通のスカイラインマニアから無視される一因かと思います。

skyline

1959年に当時唯一の3ナンバーセダンとして、同じボディに1900ccエンジンを載せて内外装を豪華にしたプリンスグロリアを派生モデルとして登場させます。

 

暫くすると法改正で5ナンバーが2000cc未満になったので、クラウンもセドリックも1900cc車を登場させ、1900ccがメインとなって各社継続して併売していた1500ccモデルの陰は薄くなっていきました。

 

スカイラインにも1900cc版を加えますが、スカイラインもグロリアもボディは共通なので思いきりグロリアとバッティングしていて、スカイラインの存在感は薄れました。

 

この頃にスカイラインスポーツというイタリアのミケロッティデザインのスペシャルティーカーが少量生産されましたが今回は割愛します。

 

1962年にプリンスグロリアがモデルチェンジしたので(S40系)、スカイラインはスカイラインスーパーにマイナーチェンジしましたが、古いボディのままフロント周りを変えただけで、華やかなプリンスグロリアに対してパッとしない中途半端な焼き直しモデルとなってしまいました。

 

ニュージーランドで生き残っていたスカイラインスーパー。

アメ車みたいなテールフィンの割にあっさりしたフロント周りw

  • スカGの登場

1963年にスカイラインもモデルチェンジします。(S50系)
グロリアと被っていたボディサイズを小型化し、1500ccのファミリーカーとして明確にグロリアと差別化を図りました。

skyline

小型化したと言っても、当初はライバルのブルーバードはまだ1200ccでコロナも1500と1200cc、ファミリーカーのメインは800cc~1000ccクラスだったので、デラックスな上級ファミリーカーといった位置付けでした。

 

超激レアなスタンダード。S54-BやS54-A等のスカイライン2000GTより遥かに残存数は少ないが、普通のスカイラインマニアには全く見向きもされないw

skyline

skyline

1964年に第二回日本グランプリのホモロゲーション取得用に、スカイラインのボンネット部(ホイールベース)を20センチ延長してグロリアの6気筒エンジンをウェーバーの3連キャブレターでチューンしたスカイライン2000GT(S54)が、第二回日本グランプリでポルシェ904と互角に戦うレースを展開した事で注目の的となり、スカイライン2000GT(S54-B・S54-A)が圧倒的な人気モデルとなりました。

スカGはコレが起源です。

skyline

その後プリンス自動車は日産と合併し、実質的には日産に吸収されたカタチとなりました。

 

日産時代のスカイライン1500(S57)グリルやテール周りが変更された。

skyline

skyline

日産に吸収されてしまった為に、A30系グロリア(タテグロ)やハコスカからは日産車との部品の共用化が始まり、次の230グロリアではセドリックと完全な双子車、ケンメリはローレルと姉妹車となりました。

 

ハコスカ以降のスカGは、プリンスのG7エンジンから日産各車で広範囲に長期間使用された6気筒L20エンジンに変更されたからこそ、部品も豊富でチューニングのメニューの幅も広がった為に今でも人気の車種となっているとも言えますね。

 

ただ、かつてプリンス自動車という自動車メーカーがあった事だけは忘れないで下さい。

 ミニカーはこの年代のスカイラインも各種出回るようになりました。

初代スカイラインの初期丸目2灯モデル 1/64スケール


トミカリミテッドヴィンテージ TLV-46a プリンス スカイライン DX 黒

 

初代スカイラインの丸目4灯になった頃のモデル 1/43スケール


☆ ファインモデル 1/43 ALSI型 プリンス スカイライン パトカー 警視庁 1960年式

 

S54スカイラインGTのプラモデル 1/24スケール


フジミ模型 1/24 HR-18 第2回日本GT2位39号車プリンススカイライン2000GT S5

 

S50系スカイラインのショートノーズ 1/64スケール


トミカリミテッドヴィンテージ LV-07b プリンススカイライン1500

 

S54-Bプリンス時代のスカイラインGT 1/43スケール


EBRRO 1/43 プリンス スカイライン 2000 GTB ホワイト 完成品

 

S54-B日産時代のスカイラインGT 1/43スケール


ホビージャパン MARK43 1/43 ニッサン プリンス スカイライン 2000GT-B (S54B-3) スポーツホイール アイボリーミスト 完成品
Amazon.co.jpアソシエイト