ダッジチャレンジャーのメーター周りを分解してみました。
ダッジチャレンジャーのメーターユニット内の警告灯類の不点灯の勘違いで、ダッジチャレンジャーのメーター周りを分解してみました。
日本ではあまりこの部分の分解の記事を見掛けないので、参考にしてみて下さい。
但し当方の車両は2009年モデルで、2015年以降ダッジチャレンジャーのインパネは全く異なるデザインに変わっています。
2014年迄のモデルでは、プッシュスタートのボタンの扱い以外の部分は、原則的には同じかと思われます。
当方の車両はプッシュスタート式でない為、プッシュスタートのボタンの扱いについては言及出来ません。
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球交換不能
今回はメーターユニット内の警告灯類の不点灯と勘違いをして、もし昔のクルマのように電球だったら切れた電球をDIYで交換しようと思い、メーター周りを分解しました。
結論を先に言うと、ダッジチャレンジャーのメーターユニット内の警告灯類は電球ではないので球交換は出来ません。
分解してみたところ、警告灯の各ランプは3~4ミリ角程度の小さなチップLEDがメーター基盤に実装されていたので、旧来のクルマのように球交換という訳ではありませんでした。
なのでDIYでメーター周りをイジるとしても、メーターユニット自体をまるまる交換するとか、社外のELシートに交換する時くらいしか機会はないと思います。
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メーター周りの分解手順
メーターユニットを取り外すまでの作業はそれ程難しくありません。
動画の通りですw
※動画では、あらかじめネジは外されてクリップは緩められています。
ちなみに2015年~のモデルは、ダッシュボードの形状自体から全く異なります。
必要な用具は
- プラスドライバー
- 内貼りはがし
- ピックアップツール(マグネット棒)
- (タオル)
です。
- 下部パネルを外す。
- 固定ビス(1本)を外す。
- メータークラスターパネルを外す。
- メーターユニットのネジ(4本)を外す。
- メーターユニットを引き出す。
- メーターユニット背部のコネクター(3箇所)を外す。
下部パネルを外す。
ダッシュボードのステアリングコラム周辺下部のカバーを外します。
内貼りはがしを使用して爪を外します。
下部に固定ビス(1本)が有りますが、クラスターパネルの固定ビス(1本)にアクセス出来ればよいので外す必要はありません。
固定ビス(1本)を外す。
メータークラスターパネルの固定ビス(1本)を外します。
メータークラスターパネルを外す。
内貼りはがしでクラスターパネルを外します。爪はステアリングコラム左側2か所と右1か所、メータークラスターパネル上部3か所です。
しっかり固定されているので、慎重に外します。
メーターユニットのネジ(4本)を外す。
外したメータークラスターパネルをどけて、露出したメーターユニットのネジ(4本)を外します。
上側左右の2本は奥まった部分にビスがあるので外したネジをインパネ内に落とす恐れがあります。
着磁してない(磁化が弱い)ビスが磁力でくっつかないドライバーの場合、ビスが緩んだらピックアップツールにビスをくっつけて取り出したほうが安全です。
メーターユニットを引き出す。
傷が気になる人は、ステアリングコラム上をタオルで覆って傷を防ぎます。
メーターユニット下側から先にダッシュボードから引き抜きます。
配線ケーブルが繋がれている上にステアリングコラム周りは狭いので、何とかカプラーが外せそうな程度にしか引き出せません。
メーターユニット背部のコネクター(3箇所)を外す。
メーターユニットの取り外しはこれで完了です。
組付けは逆の手順です。
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やらかした。
やはりやらかしましたw
メータークラスターパネルを外す際に、どうやらダッシュボード側の爪を固定する部分を割ってしまったようです。
この年代のクライスラー車は、内装の樹脂部品が経年劣化に弱いようで、他の樹脂部分もあちこち割れているのである程度はやむを得ないようです。
一応アルミテープで補修しておきました。
ダッジチャレンジャーなどは、10年落ちでもまだかなり高価な中古車も多く見かけますが、10年落ちという事を認識しておかないと、期待を抱いて憧れのクルマを手に入れても、乗り始めてからよくよく見まわすと、あちこち内装部品が割れていて幻滅する事になります。
10年落ちの中古車であるという現実を直視できる人でないと、期待し過ぎてガッカリするかも知れませんねw
次回はメーターユニットの全面カバーを外してみた際の事を記述します。
磁石式のピックアップツールです。
手の入らない深い場所にビス等を落としてしまった際にかなり役立ちます。
パオック(PAOCK) SSPOWER(エスエスパワー) マグネットピックアップツール MPT-640 クリップ付 吸着面:φ7.5mm
磁石に付かない小さい部品などを奥に落とした時には、ツメで掴むタイプが良いです。
トネ(TONE) LED付ピックアップツール PT02 レッド
DIYで内装パネルを剥がす場合には、無理に手で引っ張ったりマイナスドライバーでこじったりしないで、内貼り剥がしを使用する事を強く推奨します。
爪を折って戻したパネルがガバガバになったりマイナスドライバーの傷を付けてしまうと、DIYで何かを取り付けたとしても後味の悪い結果になってしまいます。
Cookie Bread 内装剥がし 内張り剥がし パネルはがし 脱着工具 クリップクランプツール ライトブルー
コレ1本だけでも、かなり重宝しますww
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