アメ車☆旧車ライフ☆カトラス

アメ車旧車を中心に、クルマにまつわる話を綴ります。

【全塗装?】店との打合せ・アメ車1970年式カトラスの外装大規模補修【レストア?】

今回は店にオーダーしてどのような作業内容にするか打ち合わせて発注するまでの話です。

 

外装レストアや全塗装をショップにオーダーしようと考えている人には参考になるかも知れません。

cutlass

 

 ※当時当方は、本来のオーダー方法とは若干異なる作業依頼の仕方でオーダーしました。

なので以下に記した方法や価格でオーダーで受けてくれるかは不明です。

 特に価格はかなり昔の事なので、今では無理だと思います。

 

ブログに○○万円でやったと書いてあったから自分も同じでやってくれとか、自分はそれ以下の内容でいいので半額の○○万円でお願いします等は絶対通用しないと考えて下さい。

  •  面談?

 こちらが一方的に作業を依頼すると決めても、先方が仕事を受けてくれるとは限りません。

 

スケジュールが詰まっているかも知れませんし、作業内容や価格で受けられない場合も考えられます。

 

なので最初にスケジュールや作業内容・価格などを打診する必要があります。

 

当方が依頼したショップは、定期的にレストア相談会を開催しているとホームページに記載されていました。

 

そこで最初はレストア相談会で作業を受けて貰えるか打診する事にしました。

  • 予算

 当方には最優先する項目がありました。

 

それは予算です。

 

具体的な金額を明かすと、金額しか目に入らなくて脳髄反射的に「あそこに○○万円と書いてあったから○○万円で出来るんでしょ」と自分の都合の良いように考える人も多いので、あまり金額は明かしたくないのですが、施工から時間がかなり経過しているので、既に今では通用しない価格という前提で話を進めます。

 

予算はどう頑張っても100万円が限界でした。

100万円以上費用を掛けるつもりはありませんでした。

 

前回3.164.700円という見積明細を見たと書きましたが、それの1/3以下の予算です。

 

なので大前提として、100万円で仕事を受けて貰えるのか?という問題がありました。

  • 実車を見ながら判断

 事前にアポを取り、指定の日時にカトラスで先方に出向きました。

 

担当の方とクルマを前にして要望を伝えました。

  • 塗装の仕上げより腐食して穴の開いた部分を出来る限りフィラー(パテ)でなく鉄板の溶接で補修して欲しい。
  •  特にリアウインドウの下端だけは(パテ)でなく金属で補修して欲しい。

cutlass

 以上

 

で、予算はどの程度を想定しているのか?と聞かれたので、キッパリ

  • 「予算は100万円でそれ以上は無理」
  • 「ダメなら諦める」

と伝えました。

 

先方は暫く考え込んで、社長に「相談してみる」との事で社長にクルマを見て貰いながら、担当者の方が社長に当方の要望を伝えました。

 

通常300万円の仕事を受けていると思われる店に予算100万円を提示するので、ダメ元でした。

 

鼻で笑われるか、レストアとはこんなに大変な作業なのでお金がかかるモノなんだよとやんわりと断れれる覚悟の上でした。

 

ダメなら諦めるつもりでした。

 

結果は、

 

条件を呑んでくれれば受けても良いとの事でした。

 その条件とは 

  1. 塗面が悪いので、ほぼ総剥離に近い作業になる。
  2. 費用が嵩むので、ほぼ全ての部品は外さずに出来る範囲内だけの作業となる。(外面のみ、内側は手を付けない。)
  3. 切貼り補修は必要最低限の部分のみ。(2.3か所か?後は樹脂系での補修。全ての箇所の切貼り補修は予算的に無理)
  4. 細かい見積りを出そうとすると簡単に予算オーバーに陥るので、予算の範囲内に収まるよう、臨機応変に対処する。
  5. なので、恒久的な補修とはいかず、長期に渡って錆が再発しない保証は出来ない。
  6. 他の車両の作業を優先し、他車の合間や他車の作業のついでに作業をする事にする。その為納期は通常より遅くなる。

 等々、かなり制約はつきますが、上記のような条件で予算内で補修を受けるとの事でした。

 

結果的に所謂「指し値」で作業を発注するという、この手の作業ではある意味双方ともリスキーな取引手段でした。

 

ただ、当方がキッパリと予算100万円でそれ以上は無理と明示したので、当方の本気度と決意が見えたのと、100万円の範囲でどう補修するかの作業内容の算段がイメージ出来たのかと思います。

  • 意外な柔軟性

 双方の基本合意が成立したトコロで、工場を案内してくれました。

意外だったのは、何が何でも正統派のレストア方法を貫くというのではなく、客に応じてかなり幅広い柔軟性のある補修作業をしていた事でした。

 

一般の客以外に、劇用車の部分補修や中古車店からの依頼も受けていました。

 

中古車などは本格的にレストアをしてしまったら販売価格に跳ね返ってしまい、値段が高すぎて売れなくなってしまうので、折り合いの付くギリギリの線で補修している筈ですし、1台の単価は安くなってもコンスタントに何台も発注して来る分、業販価格で受注していると思われます。

 

レストア専門店というと頑固な熟練の職人さんが、一人でコツコツと自分なりのコダワリの手法で修復しているイメージがありましたが、完全に事業化されていてシステマティックに仕事を回して商売として成立させていました。

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この店のルールとして、見積額の50%が入金次第に作業開始との事だったので、後日メールで入庫日を打合せて、当日50万円支払う取り決めをしました。

 

手付金として見積額の50%を先に入金するという制度は、依頼者が本気で依頼する覚悟が有るのかの本気度と資金力をチェックするフィルターだと思います。

 

施工だけさせて「お金がない」では大損害なので。

 

次回、入庫と作業の話の予定です。