当ブログ、ジオゲッサー【GeoGuessr】で検索して来る人が多いようなので、前の記事で併記していた無料版の最新情報とジオゲッサー無料版の初心者向けの遊び方を、分離独立させました。
ここではジオゲッサーを初めて試す人が、プレイする前にあらかじめ知っておいた方が楽しく遊べると思われる事を書きました。
新たに書きましたが、内容的には前に書いた記事の後半と重複します。
ジオゲッサーの無料版の仕様が流動的で、短期間でルールが変わったので無料版の仕様はその都度投稿する予定です。
- ジオゲッサー【GeoGuessr】とは
ジオゲッサーは、Googleのストリートビューからランダムな場所が指定され、そのストリートビューから様々な手がかりを見つけ出して、表示される地図に指定された場所を示して誤差やかかった時間を競うゲームです。
有料版も含めたゲーム自体は様々な世界中の場所や、対戦など遊び方のルールも選べるようですが、ココでは無料版で初めて試してみようと思った人が、いきなりゲームを開始したものの意味が分からなくて「何だ、つまんねーゲーム」とならないように、あらかじめ知っておいた方が楽しくプレイ出来ると思われる事にのみ限定して書いていきます。
今回推奨する公式の「JAPAN」マップは、1ゲーム5セット(5ヵ所)の場所を探し、1セット5000点満点で×5セットで25000満点で措定場所から離れれば離れる程点数が低くなります。
今回記述する内容は
- 基本操作
- おススメのマップ
- 探索のポイント
- 公式日本版の出題傾向の分類
- その他
です。
- 基本操作
基本操作は、とりあえず適当に動かしていれば感覚的に判ると思います。
まず動かす事が先決なので、ショートカットキー等の高度な操作は省きます。
旗マーク
旗のマークのボタンを押すと、スタート地点へ戻ります。
リターン
リターンのボタンを押すと、1動作づつ戻ります。
「Guess」地点
地図で示した位置をクリックするとその場所にアイコンが表示され、ソコが「Guess」地点になります。
クリックする度に「Guess」地点は動きます。
とりあえず大雑把な場所が判ったら一旦ソコに「Guess」マークをつけて、徐々に場所を詰めていく方法が良いと思います。
現在地が特定出来たら、スタート地点へ戻るまで自分の現在地にアイコンを置きながら移動すれば、自分の場所を見失う事を防げます。
最終的に場所を特定出来たら、「Guess」マークをココだと思う地点に置いて、マップ下端の「Guess」ボタンを押すと、正解との誤差が表示され1ステージ終了となります。
※根本的な勘違いをする人
YouTubeのプレイ動画で初心者を見ていると、出題された場所ではなく自分が動き回って移動した先で見つけた目標物の場所(例:小学校の正門の前)を地図で示して「Guess」し、位置が(小学校の正門の前と)全然ズレていて不思議がっている人が居ますが、地図と自分の今の位置を合わせるのではなく、出題されたスタート地点を「Guess」するゲームなので、(小学校の正門の前を見つけたら、そこから)出題のスタート地点に戻って「Guess」する必要があります。
チェックポイントボタン
移動の途中で+のボタンを押すとソコがチェックポイントとなり、その後徘徊してもボタンを押せば一気にチェックポイント地点に戻りますが、もう一度ボタンを押すともうソコへは戻らず、ボタンを押した位置が新たなチェックポイントになるので注意が必要です。
※チェックされている間は、アイコンが変化します。
例えば十字路などでチェックポイントのボタンを押せば、十字路からA方面を探索して目ぼしい目標物が見つからなかった場合、もう一度チェックポイントのボタンを押せば十字路まで一気に戻れますが、次にB方面へ探索に向かう前に再度チェックポイントのボタンを押してから移動しないと、再び一気に十字路には戻れないので操作ミスしやすいですw
チェックポイントのボタンは、使い方が判らなければ使わなくてもプレイ出来ます。
- 迷子になったら
地図は北が上なので、移動しているうちに方向や道路の配置が混乱してきたら、一旦コンパスでストリートビューを北向きに合わせて地図と照合してみる事を推奨します。
コンパス
コンパスは表示/非表示選択可能なので、任意で操作して消していなければ、ボタン類の上に円形の小さいコンパスと、画面の上に目盛りが動くコンパスが表示されている筈です。
※任意で表示/非表示が選択出来るようです。
- おススメのマップ
初心者が無料版でプレイする際のおススメは、公式の「JAPAN」一択ですw
ジオゲッサー自体は世界や主要都市、名所名跡観光地マップなど様々なマップがプレイ可能ですが、最初のうちは公式の「JAPAN」を試す事を強く推奨します。
自分は1回誤って全世界を選択してしまいましたが、南アフリカの砂漠に飛ばされて1時間彷徨っても「左側通行(右ハンドル)の南半球(太陽が北側)のアフリカ(一面の砂漠で住人が黒人)の何処か」までしか判らず、結局カンニングして南アフリカと判明したぐらい難易度が高いですw
日本国内でも、公式以外にマッパーと呼ばれる、ゲームをやりこんだ人達がつくった出題にも色々ありますが、ひねった問題でクセが強い傾向があるようなので、最初は公式の平易な出題のほうを推奨します。
自分は試しに自分の住む県の出題にチャレンジしてみましたが、やはり余りにマニアックで非常にクセが強過ぎる出題だった為、出題者が「オレは凄いんだぞ!」と自己満足するだけの出題で、1ミリも楽しめませんでした。
名所や観光地、史跡だけのマップもありますが。全く移動出来なかったり、建物から出られなかったり移動に制限がある傾向が強いので、例えば「滝山城跡」と判っても、それが何県の何処にあるのか等の予備知識が必須なので、名所や観光地、史跡の知識がある人向けです。
- 探索のポイント
ただ漫然と徘徊しているだけでは、場所特定の手掛かりになるヒントを思い切り見落としまくるので、徘徊時にヒントになるポイントを示します。
この辺に着目すれば、かなりの手がかりになります。
国道・県道の交差点付近にある青看板・国道・県道表示(おにぎり・オクタゴン)
おおよその県名やピンポイントで場所を特定できる国道と県道の交差点の場所が判ります。
車のナンバープレートは、ほぼボカシ入りなので判別不能です。
電柱の住所表示や塀などの番地表示
電柱広告の下端に住所表示があったり、塀に縦長の番地表示があれば、市町村や丁番は判りますが、県名までは判りません。
※電柱の上のほうの小さい表示は仮に文字が読めても、電柱関係の専門家以外ではあまり場所の手がかりにはならないようです。
路肩の白ポールやカーブミラーに、その白ポールやカーブミラーを管理する県名や市町村名が書いてる場合があります。
ゴミ集積場所の注意書きに地区名が書いてる場合があります。但し県名や市名までは判らない場合があります。
プロパンガスの会社名表記
大体の市区町村名が書かれている可能性が高いです。
看板の電話番号
電話番号の市外局番は北が01から始まり南が09なので、01は北海道や東北、04だと首都圏、05は静岡・山梨・長野~名古屋辺り、06・07は関西、08は広島~山口辺りと大まかな位置が判ります。
降雪地域は信号機が縦型
北海道(と豪雪地域)は道路に路肩を示す矢印や紅白のポールが設置されています。
北海道は交通安全の黄色い旗を良く見掛けます。
家屋に四角い灯油のタンク、玄関フードがあります。
沖縄・離島
ブロック積みの家屋、コンクリート製の家屋が多いです。
植生が南国風です。
山口県
黄色いガードレールが多いです。
徘徊中に線路・高架の道路や線路・広い河川・海岸などがあれば、かなりの手がかりになります。
YouTubeでプレイ動画を観るのも結構参考になります。
- 公式日本版の出題傾向の分類
問題はある程度の傾向に分類されます。
都会・市街地・住宅街
住所表示や看板(青看板・県道/国道標識)・建物の名前(コンビニ・学校)などから場所を特定出来ます。
農地・山中等目標物のない場所や高速道路上
目安となるモノ(青看板等)を見つけるまで移動して場所を特定しますが、直近に道の分岐や目安になる建物がない場合がほとんどなので、数メートル以内の誤差に抑えるのは難しいです。
GPSの誤差で、地図上で探して回答した位置が正しくても、ゲームが正解と指定した場所とズレる事がたまにあります。
ただ、1~2年前よりかなりゲームの精度があがっているようで、道路上から正解ポイントがズレる事はほとんどなくなり、中央分離帯のあるような広い道以外の普通の道では、概ね道の中央付近を示して回答すれば良いようです。
名所・観光地・施設内
全く移動出来なかったり、建物から出られなかったり移動に制限がある傾向が強いです。
Googleのクルマが撮影したストリートビューではなく、誰かが徒歩で歩いて撮ったり360カメラの画像を投稿したモノ等は、正解の位置が必ずしも地図上の正確な位置でなく、漠然と施設を示す場所だったりします。
北海道&離島
北海道の出題確率が高く、北海道の次に離島が出題されるパターンやその逆も多い印象です。
- その他
途中放棄・棄権
感心しませんが、散々探索してもどうしても場所が判らず、降参したくなる場合もあると思います。
ぶっちゃけ耐性が無くて、飽きてすぐ投げ出しては新たなプレイを始めるような、つまみ食いを繰り返すようなゲームのやり方は正直気に入りませんが、どうしても判らない場合の方策を二案
それまでの情報から「自分はこの辺り」と思う地点で「Guess」
必ず終了後に正解の位置の確認と、自分の思った位置のズレはチェックする(必須)
ただ適当な場所で「Guess」して終わらせるだけを繰り返すのでは、能のないただのバカなので、最大限自分で考えた回答と正解の場所を確認するくらいはすべきです。
Google検索で、それまでの探索で見つけたヒントを検索して正解地点を探して「Guess」
Google検索してしまうと、プレーヤーが検索すら満足に出来ない余程の「バカとんま間抜け」でない限り大抵の地点は判ってしまうので、Google検索は試合放棄の場合のみですね。
しかも例えチートしたとしても、キチンと正解の場所を指定して「Guess」し、そのステージは終わらせるべきだと思います。
- 意外な使い方
昔「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がありましたが、性別に関係なく方向音痴で地図を見ても理解出来ず、道に迷いやすい人は一定数居ると思います。
今ではスマホのナビも有るので、昔ほど苦労はしないかも知れません。
また、そんな地図アレルギーで方向音痴な人ほど、こんなゲーム見ただけで拒絶反応を起こすと思いますが、逆転の発想で、このゲームで地図の見方や歩いたり走行している際に見ておくポイントを練習しておく事で、ある意味実際の現場で道に迷う嫌な思いを軽減出来る訓練になるのでは?と思いました。
ゲーム上なら約束の時間に遅れる訳でもなく、急かされる訳でもなく、何度間違えても死ぬ訳ではないwので、自分のペースでじっくり時間を掛けて地図の見方や道に迷わない歩き方を学べる気もします。
街や住宅街が出題された時だけプレイして、山の中など練習にならなそうな出題が出たら大雑把な場所で回答してスキップしてしまえばよい訳ですし。