という事で、モラルのない連中が盗んだ絵師の絵から画像を生成する行為が横行するために、すっかり絵描きから嫌われてしまった画像生成AIについて思うことを述べてみます。
2023/06/22 動画追加
と書きましたが…
- 内容が重複するので軌道修正w
画像生成AIについて思うことは、これまでに2回記事にしています。
読み返したところ、書こうと思った内容と重複する事が判ったので内容を変更しますw
- AI画禁止となった販売サイト
自分が以前画像生成AIの問題点について書いた際に、ただ盗まれるだけで何のメリットもない絵描きへの措置として、何らかの救済策や法整備が必要と指摘しましたが、その直後に販売サイトではAI生成画像の投稿禁止や扱い中止の措置が、相次いで取られたようです。
自分はこの辺にはまるで興味がないので詳細は知りませんが、とりあえず最低限の対策は行われたようです。
この記事を書いている途中で、文化庁から「Aiと著作権の関係等について」という情報が発信されました。
生成AI画像は類似性が認められれば「著作権侵害」。文化庁 https://t.co/xpYuLGUkYL pic.twitter.com/Row7ypzejk
— PC Watch (@pc_watch) 2023年6月5日
Aiと著作権の関係等について - 内閣府(PDF)
文面がザックリ過ぎてイマイチ判らなかったのですが、
- 学習フェーズと利用フェーズに分けて考えろ
- 常識の範囲で学習させる分には著作権利者への許諾は不要(学習フェーズ)
- 著作物に類似したモノを公開したり販売するのはアウト(利用フェーズ)
という事?らしいです。
- AI画アレルギーになってしまった絵描き達
しかしモラルのない連中が、盗んだ絵師の絵から画像を生成する問題から、絵描きの間ではすっかりAI画嫌いが定着してしまいました。
自分も5月は24~5日間毎日Twitterに加筆修正したAIイラストを投稿しましたし、その間にAIイラストのファンアートの投稿も色々見てみましたが、総じて人間が描いた絵より評価は低いです。
少し気が早いですが #きまぐれオレンジロード の #鮎川まどか が5月生まれ(5月25日)との事で 今月は(アニメ版)鮎川まどかの #AIイラスト AI(加筆)を貼っていきたいと思います。
— ☆☆うる星ラムちゃん☆☆ TBリーグ シームレスフィギュア化計画! (@TBleague_lum) 2023年5月6日
第5弾はデニムショートパンツです👍#鮎川まどか生誕祭 pic.twitter.com/WdGC939ROo
少し気が早いですが #きまぐれオレンジロード の #鮎川まどか が5月生まれ(5月25日)との事で 今月は(アニメ版)鮎川まどかの #AIイラスト AI(加筆)を貼っていきたいと思います。
— ☆☆うる星ラムちゃん☆☆ TBリーグ シームレスフィギュア化計画! (@TBleague_lum) 2023年5月8日
第7弾は去年描いた鏡の中のアクトレスの80年代テイスト風味アレンジ版です👍#鮎川まどか生誕祭 https://t.co/EawhtWwISj pic.twitter.com/lqoOi4QWcM
少し気が早いですが #きまぐれオレンジロード の #鮎川まどか が5月生まれ(5月25日)との事で 今月は(アニメ版)鮎川まどかの #AIイラスト AI(加筆)を貼っていきたいと思います。
— ☆☆うる星ラムちゃん☆☆ TBリーグ シームレスフィギュア化計画! (@TBleague_lum) 2023年5月9日
第8弾はビーチバレー風ビキニです👍#鮎川まどか生誕祭 pic.twitter.com/rqSKDIoMkd
先日もTwitterのトレンドに「AIイラスト」「AI絵師」が挙がっていましたが、ツイートを見てみると画像生成AIへの批判がズラリと並んでいてそっ閉じしましたw
個人的には即物的な「AIイラスト=ダメ」は「ゲーム=ダメ」と同レベルの思考停止した考えと思っており、画像生成AIにそれほど触れもしないのに「AI」と聞いただけで条件反射的に拒絶するような事にならないよう要因を分解して、悪いのは人の絵を盗んで生成した画像を公開したり売ったりしている連中であると判定していました。
そして、これまでは画像生成AI自体の事を何も知らないまま批判するような事がないようにと、画像生成AIがどういうモノなのか?という事を少しでも知ってもらえるよう記事を書いてきましたが、最近は少々考えが変わって来ました。
- 人は変えられない
YouTubeで、画像生成AIを否定して異論反論は全て論破している動画を多数上げているチャンネルを見て「あぁ、この人達に何を言っても無駄だ」と悟りましたw
否定派の意見も全く理解出来ないという訳ではないのですが、そもそもの学習フェーズ自体から否定されてしまうと元も子もなく、その時点で残念ながら対話は難しいと判断しました。
- 文化庁のセミナー
モタモタしている内に、AIと著作権というセミナーが開催されました。
本来は事前に申請した希望者のみの限定公開の動画で、自分もこのセミナーは後から知って後から探し出した動画なので、貼ったリンクが閲覧可能かどうかは判りませんがリンクを貼っておきます。
もし視聴可能であれば、1時間以上の長い動画ですが、こんなのも見ないで頭ごなしに生成AIを否定する発言をするのは控える事を推奨します。
日本の見解としては、
- 学習フェーズは(原則的には)著作権の侵害にはならない
- AI生成物にも(極端な場合以外は)著作権は生じる
としているので、学習フェーズから否定する人との対話は残念ながらちょっと無理です。
※動画は削除されたようです。
代わりにセミナーの内容を非常に分かりやすく噛み砕いて要約した動画を見つけました。
反AIだったとしても、この動画くらいは見て欲しいです。
もちろん海外では学習フェーズも問題視されている事も、今の法整備では充分ではなく、今後実情に合わせて改善していく必要がある点も認識しています。
- 自分は自分の路線を行く
結局他人の考えを改めさせようなどというのは、思考の浅い人間か支配欲の強い人間の強要なので、画像生成AIを嫌っている人から理解を得るのは難しいと判断しました。
感情論ではない、キチンと生成AIの事を学んだ上での生成AI否定の意見は、色々な考えの中の一つの意見として捉え、今後は人の事は気にしないで、自分流に画像生成AIを活用してイラスト製作を楽しむことにしますw
※背景に生成AI画像使用
今回紹介する本はキンドル版で、キンドル会員ならば無料のようです。
画像生成AIを解説した本のようです。AIイラストは猛スピードで進化しているので、最新の情報ではないですが、画像生成AIの概要は掴めるかも知れません。
これ一冊でざっくりわかるAI×イラスト解析本
美少女AIイラスト本はかなり多数出ており、キンドル会員なら無料も多いので、試しに好みの絵柄を探してみるのもアリかも知れません。
AI生成イラスト集 美少女大百科 第10巻: AI-generated illustrations, Bishojo Encyclopedia, Vol. 10 (English Edition)
AIで描画された廃墟の画像集のようです。
残響廃墟〜自然と幻想が融合する美しきAI廃墟の世界〜
こちらはリアルな現実の廃墟です
廃墟の歩き方 探索編
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