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【未払賃金立替払制度】会社が倒産して失業した場合に注意する点と知っておくと良い点【給料未払い】

今回は給料未払いのケースでなくても、失業してしまった際に知っておけば良かった情報をまとめました。

 

 失業した際には、就職している時には考えもしなかった事案が生じます。

 

あらかじめ知っておいたほうがいざという時に狼狽せず、その後の対処にも選択肢を増やせると思います。

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自分で動かないと誰も何もしてくれない

  • 厚生年金&社会保険(健康保険)の切り替え
  • 翌年の住民税や国民健康保険
  • 転居
  • クレジットカード

 

自分で動かないと誰も何もしてくれない

 一番厄介なのは、今までは納税も年金保険も会社の総務が一切合切手続きして、給料から天引きされていた手続きを、全部自分でしなければならない点です。

 

自営の経験があったり、家が自営業だったりすればある程度の情報や知識は持っているかも知れませんが、ずっと会社員だった人は今まで全部人任せで何をすれば良いのかすら知らないので厄介です。

 

全部懇切丁寧に説明するつもりはないので、各自でググって下さい。

 

なお、自力でググって調べる能力のない失業者は、間抜けな情弱者として騙されるカモになるだけなので、自分で情報を見つけ出して、その情報の真偽を精査出来る力をつけないと積みます 

  • 厚生年金&社会保険(健康保険)の切り替え

 特に会社が倒産して失業した場合で、会社の厚生年金&社会保険に加入していた人は失効するので国民年金と国民健康保険に切り替える必要があります。

 

特に年金は未納にしてしまうと、将来年金が受給出来なくなるので即次の会社に転職出来る人以外は、切り替え手続きをしないと未納になるかも知れません。 

  • 翌年の住民税や保険料

 住民税や保険料は前年の所得から算出されるので、失業してから最初に来る納税通知書の納税額はそれまで高収入であった人ほど納税額が高額です。

 

ぶっちゃけ失業保険しか収入源がない場合、収入が激減したのに納税額は高額で、地味にボディブローのように効いてくるので覚悟しておいたほうが良いです。

 

失業の時期によっては自分で確定申告する必要もあります。

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当方の場合は誰からも何も言われないので、初めは無視するつもりでしたが倒産までの源泉徴収票が会計事務所から送られて来たので、コロナ渦で締め切りが延長された時期になってから確定申告しました。

 

すぐに次の会社に就職出来れば、再び何もかも次の会社がやってくれると思います。

 

長期間再就職出来ない場合は、申告する必要のない低所得でも無職で低収入になった時の収入で確定申告すれば、翌年の住民税や保険料は低所得者の枠で算出されます。

 

正確には各自でググってチェックして欲しいですが、よくわからないからと何もしないまま過ごすと、次の会社に就職するまでずっと無職で低収入でも失業した前年の収入のあった時代の所得から算出された住民税や保険料が請求される事になると思います。

 

確定申告のやり方や時期は各自でググって下さい。

  • 国民年金

会社の厚生年金が失効するので、すぐに次の会社に就職出来ない人は国民年金に切り替える事になります。

 

住民税や保険料は所得に応じて上下しますが、国民年金は平等なので、高収入でも無収入でも平等に同じ額を支払う義務があります。

 

前払い割引を利用しなければ、月16.540円x12=年額19万8480円なので無職で収入がないとかなりキツイです。

 

会社が倒産して失業した直後は申請すれば免除出来るので、支払いがキツイ人は手続きをして下さい。

 

手続きの方法や、何もしないで放置するとどうなるかは、各自でググって下さい。

 

  • 転居とクレジットカード

 会社が倒産して失業した場合にかなり厄介になるのが転居とクレジットカードです。

 

失業して無職になると社会的信用を失い、定収入の証明が出来ないので就職していた時のように自由に転居出来なくなります。

 

ちょっと考えれば想像出来る筈ですが、家を貸す側の視点に立って定収入のない人に家を貸したら、明らかに滞納の危険度が増すのはバカでも判ると思います。

 

なので、定収入のない失業者に家を貸してくれる人は激減します。

 

当方の場合、会社で借りて会社が家賃を払っていたアパートに住んでいました。

 

引っ越しするにもお金が掛かる上に転居先を探すのも面倒だったので、そのまま住んで自分で家賃を払うように切り替えようと不動産屋を訪ねたところ、長年ノートラブルで住んでいた部屋でも簡単な手続きでは移行出来ませんでした。

 

幸い年金暮らしながら親が存命で持ち家だったので親を保証人に認めてくれましたが、保証人を立てられない人や実家がなかったり簡単に実家に戻れない人は、自由に転居出来ないと思っていたほうが良いです。

 

会社の寮や当方のように会社で借りて会社が家賃を払っていたパターンや、失業して今の家賃ではキツくて転居したい人には切実な問題です。 

  • クレジットカード

 当方は昔作ったクレジットカードなので何の支障もありませんが、会社が倒産して失業してからクレジットカードを作ろうとすると、誰でも簡単には作れないと思います。

 

自分の意志で会社を辞めてフリーランスを目指す人なら、辞める前に転居してクレジットカードを作っておけばOKですが、会社が倒産して失業した人は事前に手の打ちようがなく、大きなハンディキャップとなるので理不尽です。

 

当方は基本無借金だったので、月々の返済に困る人の事情などは知りません。

 

各自でググって下さい。

 

収入を失ってカードが焦げ付くと積むかも知れませんね。

 

次回は実際に当方が体験した、未払いの給料が満額支払われるまでを時系列で記述する予定です。