今回もまた、アニメ”スーパーカブ”ネタです。
今回は第10話「雪」へのツッコみと、劇中に出てくる「猫道」についてです。
第10話はネタバレになるのであらすじは割愛します。
画像出典:©Tone Koken,hiro/ベアモータース
- 第10話「雪」へのツッコみ
まず第10話へのツッコみです。
このアニメ「スーパーカブ」第6話「私のカブ」では自動二輪免許を取得して1年未満で二人乗りしたから道交法違反だとツッコむ人々が居て、ソレを聞きつけて野次馬が湧きましたが、創作にツッコむのは野暮ですねw
そこまで指摘するのなら、何でその前にガソリンスタンドでの給油後、スタンドの構内で小熊が携帯電話を掛けた事に関しては全員スルーなのかと小一時間・・・ww
昭和だから許されるのですか?盗んだバイクで走りだす15歳のほうがよっぽど・・www
なので今回第10話にツッコみを入れますが、本気で指摘している訳ではないとご理解下さいw
- 雪道をバイクで(汗
小熊は礼子に呼び出され、雪道をノーマルタイヤで礼子の家に向かいます。
雨でもバイクは滑りやすいというのに、雪道初挑戦でいきなりつづら折れの急坂を下るとはwほぼ無理ゲーww
- チェーンガタガタ
そもそもバイクに乗らないので分かりませんが、クルマだと鉄のチェーンを巻くと凄まじくガタガタと振動が出ますし、時速40キロ以上出すなと言われています。
小熊と礼子はチェーンを巻いてから水を得た魚のように雪道を快走し始めますが、実際はどうなんでしょう??
画像出典:©Tone Koken,hiro/ベアモータース
- 誰の敷地かよw?
小熊と礼子は冬休み初雪の翌日、カブにチェーンを巻いて雪原を縦横無尽に走り回って日が暮れるまで存分に遊びます。
画像出典:©Tone Koken,hiro/ベアモータース
スキーのゲレンデのような緩い斜面に見えますが、牧草地のようです。
他人の敷地に無断で侵入し、バイクを乗り回して踏み荒らすのは如何なものかとw
雪の上とはいえ、タイヤで圧雪してしまうと雪解けした際にタイヤ痕の部分だけ氷状に残ってしまうと思うのですが・・
礼子は議員の娘との事で、地元で顔が利く上にカブの箱を貰った農協のおじさんも壮年の男性だから「おじさん」と呼んだのではなく、本当に礼子の親戚の「おじさん」のようなので、バイクを乗り回した敷地も礼子のコネがあるが故に自由に使えたという解釈が健全なようですw
ちなみに道中で描かれているのは春の桜並木が観光スポットになっている「眞原(さねはら)桜並木通り」かと思われます。
- 転んだらタダでは済まないw
いくら雪の上とはいえ、実際にはバイクでコケたら無傷では済まないですねw
ウインカーとかミラーはひん曲がりそうですし、レッグシールドやウインドシールドは力の掛かり方によってはあっけなくパキッとヒビが入ってしまいます。
礼子のように受身を取るような転び方でなく、小熊のように顔を雪に突っ込むようなコケかただどケガ必須です。
良い子はマネしないようにww
まぁ創作という事で・・w
なぜかチェーンなしww
画像出典:©Tone Koken,hiro/ベアモータース
- 猫道?
今回椎ちゃんは小熊と礼子に触発されて、自宅のパン屋のイートインスペースを自力でイタリアンテイストにアレンジすべく、冬休みは郵便局でバイトしながら韮崎に通ってイタリアンな調度品を買い集めていました。
椎ちゃんは実家のパン屋さんがある設定の釜無川&大武川の近くの武川地区から、アレックスモールトンで七里岩の段丘上にある日野春駅へ向かい、JR東の中央本線で3駅目の韮崎駅で下車して武川周辺よりかなり店の多い韮崎の街で調度品やコーヒー豆を調達しているようです。
アニメでは全く説明していないので、椎ちゃんはアレックスモールトン(自転車)で家から韮崎に向かうと勘違いする人が多いと思いますが、武川から韮崎までは12~3キロありクルマでも20分以上なので、椎ちゃんが漕ぐ自転車だと片道1時間ちょっと掛かりそうです。
間違える人が多いと思うので繰り返しますが、
椎ちゃんは自転車で韮崎まで行っている訳ではなく、自転車で日野春駅まで行って、電車で韮崎へ行っていますw
画像出典:©Tone Koken,hiro/ベアモータース
ちなみにもし椎ちゃんが自転車で直接韮崎に向かうのなら、わざわざ坂道を登らないで、劇中によく出てくる牧原(まぎのはら)交差点で右折して国道20号線(甲州街道)で行く筈です。
椎ちゃんは家から日野春駅に向かう為に、高低差100メートルの七里岩の段丘面を登っています。
小熊の家は日野春駅の近くなので、坂を登る椎ちゃんを見掛ける訳です。
そして椎ちゃんは県道612号線のつづら折れの坂道をショートカットする「猫道」を利用しています。
猫道は正式名ではなく、高校生の間での通称のようです
椎ちゃんのパン屋での会話
椎ちゃんパパ:「猫道?」
小熊:「県道から七里岩ラインに抜ける」
椎ちゃんパパ:「ああ、あの細い道」
航空写真だとこんな感じです。
釜無川から日野春駅までの間は七里岩の崖で、高低差が約100メートルあります。
ソコに県道612号線がつづら折れの坂道で一気に高さを稼ぎます。
下の等高線の間隔は高さ10メートルです。
等高線の間隔の詰まり具合から、急な崖であると判ると思います。
日野春駅と県道17号線「七里岩ライン」の高さがMAXで、「七里岩ライン」沿いに家一軒分のスペースから後ろは10メートル低くなっています。
なので県道612号線は、日野春駅から少し離れた場所から小熊の家経由で釜無川へ下るルートになっていますが、駅前にも道を挟んだ対面にクルマの通れない急坂や階段でショートカットする細い道があります。
その延長線上に猫道と呼んでいる未舗装の獣道が、図の点線のように釜無川まで下っています。
画面左手が日野春駅から下ってくる坂道で、小熊の家の前道を挟んで右手側が未舗装路です。
そ
ストリートビューでも「駅近道」の看板が確認出来ます。
猫道ではなく「野猿返し」のようです。
しかし、もう道がドコか判らないレベルですw
果たして次回どういう展開になるのか?
これまでのアニメ”スーパーカブ”関連記事はこちらをご覧ください。
第一弾
第二弾
第三弾
第四弾
第五弾
第六弾
第七弾
こちらの「U-NEXT(ユーネクスト)」でも順次配信されていく様子です。
4月25日現在では2話まで配信中のようです。
いつでもどの話も、繰り返しチェックできるのは便利です。
また、マンガや小説も販売されています。(マンガ第1巻は無料?)
スカパーでも”スーパーカブ”放映されるようです。