アメ車☆旧車ライフ☆カトラス

アメ車旧車を中心に、クルマにまつわる話を綴ります。

その2【初心者向け】4枚トレースしただけの人が開設するカーイラスト入門【お絵描き】

始めてみましょう!

という訳で、今回はカーイラスト入門の第2弾、これからカーイラストのお絵描きを始めてみたい人が、何を準備して何から描き始めれば良いのか?の話です。 

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  •  アナログVSデジタル

 基本的な方向性としてプロや絵師を目指すのではなく、取りあえずヒマつぶしのお絵描き程度で始めて、飽きたり性分に合わなかったらすぐ辞めてしまっても構わないという人向けのスタンスで話を進めます。

 

最初に大きく分けて、アナログで始めるかデジタルで始めるか選択します。

 

両方試してみて自分に向いていると思った方に絞っても良いですし、途中で替えても全然OKです。 

 

アナログの場合

 個人的には、いきなり真っ白な紙に描くのは案外プレッシャーになる場合もあるので、初めはトレースを推奨します。

 

用意する物は主に100均で買えばよく

  • トレーシングペーパー(サイズ不問A4が主流)
  •  鉛筆(HBより柔らかい物、4Bが理想、シャープペンシルでない方が良い)
  •  消しゴム
  •  画板代わりになる板とクリップ
  •  最初に描いてみたいクルマの写真のコピー
  • スマホ
  • (買えたら)フェキサチーフ

 ぐらいでしょうか? 

※フェキサチーフは描いた絵の鉛筆を紙に定着させるスプレーで、鉛筆の粉で絵がこすれて汚れるのを防ぎます。

デジタルの場合

  • スマホ、タブレット、パソコンのいずれか
  • お絵描きアプリ(無料版で充分)Windowsのペイントは不可
  • 最初に描いてみたいクルマの画像データ

 個人的には、何も始めない内からプロ並みの高級画材やフォトショップ等の高額な画像処理ソフト、液晶タブレットを購入しても、お絵描きにすぐ飽きて無駄になるかも知れないので、初めは手近な物で始める派です。

 

しかし人によっては釣りでもゴルフでも自転車でも、いきなりプロ仕様の用具を揃えて始めたほうが、無駄にならないように真剣に取り組み後戻り出来ないモチベーションが高まるという人も居るみたいなので、そういう人はプロ並みの用具を揃えても良いかも知れません。

  • トレースでクルマを描いてみる

 絵を描いた事がない人は割と勘違いしていますが、プロや絵師の人は最初の1枚目からいきなり上手な絵が描けた訳ではありません。

 

その辺物凄く勘違いしている人が多いです。

 

なのであなたも1枚目からいきなり上手く描ける事はまずありません。

 

当方は、最初は見本をなぞる事から始める事を推奨します。

 

見本をなぞれば、ある程度はまともな像が描けるので、目も当てられない程悲惨な結果でお絵描きする気が失せてしまう事を防げると思います。

 

見本の画像は出来れば割と白黒がハッキリしていて、輪郭がなぞり易く簡単に描ける車種が良いです。

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画像出典:自動車ガイドブック

 

  •  アナログ

アナログの場合、本や雑誌を直接下敷きにしてしまうと痛んでしまうので、コンビニの白黒コピーでA4に収まるくらいか、もしくはA4に4台ぐらい描ける小ささに調整して4台描いても良いです。

 

アナログの描き方を説明すると、画板代わりの板にコピーの画像を置いて、上から1枚トレーシングペーパーを重ねて、ズレないようにクリップで適当な位置を挟んで固定します。

画像は急遽撮影した物で、実際には見本のコピー画像+トレーシングペーパーで、クリップは一個でなく2~3ヶ所が良いです。

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 B4くらいの柔らかい鉛筆で、透けてみえるコピー画像の輪郭をなぞります。

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ハッキリ見えない部分はペラペラと何度もめくって、元画像を見ながら描き写していきます。

 

車体の下やタイヤ等、暗くてハッキリしない部分は輪郭の内側を、B4の鉛筆を寝かせて広い面で塗りつぶします。

 

真っ黒に塗りつぶす必要はありません。

 

細かい部分も全部忠実になぞる必要はありません。

 

クルマのシルエットとライト、グリル・バンパー、窓、タイヤ・ホイールが分れば充分です。

  •  デジタル

デジタルの場合は、画像が下敷きとして読み込めるアプリか否かで異なります。

 

当方はパソコンで、メディバンペイントという無料アプリを使用しています。その代わり絵師が使う液晶タブレットは使わず、普通のマウスで描いています。

 

当方はスマホは使用しないのでどんなアプリが有るのか判りませんが、スマホは手軽な反面画面が小さいので全体像が確認しにくく、正直余りおススメではありません。

画像が読み込めないと一気にハードルが高くなってしまうので、極力画像が下敷きとして読み込めるアプリの選択を推奨します。

 

具体的な操作方法はそれぞれのアプリで異なるので、各自で使いながら覚えていく必要があります。

 

画像が下敷きとして読み込める場合、画像を下敷きにして不透明度を調整して画像を薄く表示させて、レイヤ―を重ねてペンや鉛筆ツールで輪郭をなぞります。

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ボディのシルエットやタイヤ・ホイール、窓、ヘッドライト・グリル等主要な輪郭がなぞれたら、別レイヤーを作ってタイヤや下回りの暗い部分を色域選択して、ブラシかバケツ塗りでスポイトで取った暗い色の部分だけ着色します。

 

最初からボディを塗ろうとすると難易度が一気に高まるので、一番最初はボディは塗らなくても、輪郭と黒ベタだけで良いと思います。

 

下は窓とボディの影を塗ってしまいましたが・・。

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この時、背景でグラデーションやエアブラシツール等、アプリの機能を色々試してみるとアプリの習熟度が上げられると思います。

 

最初にトレースを推奨しているのは、いきなり描いても多分思い通りにはならない可能性が高いからです。

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カタチがイビツだとどうしても見劣りがします。

 

コレが作風とかコレが自分流の味や自分の個性と、最初にカタチを正確に写し取る練習から逃げてしまうと、いつまで経ってもワンパターンなヘタウマ画しか描けなくなります。

  • Twitterに投稿

 絵が完成したらTwitterに投稿しましょう。

 

ポイントは、必ず一旦完成させる事です。

 

途中で気に入らなくなって描いている途中で中断し、別の作品を1から始める人は、何枚新しく描き始めても、結局途中で投げ出して1枚も完成しません。

 

気に入らなくても取りあえず必ず一応完成させて、一連の作業の流れを会得しないと絶対上達しないと断言できます。

 

一旦完成させないと、その作品で自分が至らなかった、次に解決すべき問題点が見えません。

 

完成させてTwitterに投稿し、記録(メディア欄)に残します。いいねが貰えればモチベーションは上がります。

後でメディア欄を見返せば、上達の過程を実感出来ます。

 

但し、いいねが貰えるかどうかは自分のフォロワー数によって全く異なるので、フォロワー数が少ない人はいいねが貰えなくても悲観する必要は全然ありません。

 

逆に、いいねがたくさん貰えたからといって絵が上手いという訳でもありません。

 

恥ずかしいから投稿したくないと考える人も居るかも知れませんが、一枚一枚確実に完成させて投稿したほうが、どの作品も途中で投げ出したり恥ずかしがって投稿しないより確実に上達の速度が高まる筈です。

 

投稿してヘタクソでバカにされないか心配するかも知れませんが、余程普段から敵を作るような発言を繰り返していたり、あたかも絵師かのような上から目線の物言いをしない限り、普通の人なら秒でタイムラインから流れ去ってしまうので心配無用ですw

 

投稿の際は「下手ですが」とか「失敗ですが」「イマイチ」等、ネガティブな発言は添えないほうが良いです。

 

自分自身も無意識のうちに卑屈になってしまいますし、予防線を張っていると受け取られてしまいます。

  • 題材選びのコツ

必ず完成させるには、間違いなく完成出来そうな簡単な絵から描き始める事が重要です。

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画像出典:自動車ガイドブック

極端な話、最初は上のようなモノクロイラストのトレースからで充分だと思います。

写真を見本にした時のような、曖昧な境界線の線引きで悩む必要もありません。

グラデーションの略し方、陰影の表現方法の勉強にもなります。
 

最初は背景の前にクルマがあって、脇に人物が居る絵師さんのような凄い絵が描きたいと思うかも知れませんが、まず最初はクルマがマトモに描けるようになる事だけ等、一つの目標にに全集中したほうが良いです。

それも出来るだけ描きやすいクルマを選んだほうが良いです。

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特に人物はクルマと比較にならない程難易度が高いので、クルマがある程度描けるようになってからトライしたほうが良いと思います。

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プロや絵師も、最初の1枚目から背景の前にクルマがあって、脇に人物が居る絵を描けた訳ではありません。

 

どうしても背景の前にクルマがあって、脇に人物が居る絵が描きたいのなら、背景は背景で描いて完成させてクルマはクルマ、人物は人物で別々に完成させないと、初めから内容盛りだくさんの大作を描くのはハードルが高過ぎて途中で挫折する原因になってしまいます。

 

完成させた作品を翌日見直して、気になる点や達成出来なかった点を見つけて次の課題として取り組んでいき、少しずつ難易度を上げて一段一段ステップアップさせていきます。

 当方はアナログの場合、鉛筆を推奨します。

当方はステッドラーを使用していました。


ステッドラー 鉛筆 ルモグラフ 製図用 12硬度セット 缶ケース 100 G12

 

鉛筆の硬度は4B~2Bメインで細部にHB等が描きやすいと思います。

トレーシングペーパーではやや硬めでも良いかもしれません。


ステッドラー 鉛筆 ルモグラフ 製図用 4B 12本 100-4B

 

 指で自由にカタチが変えられるねりゴムも便利です。

グラデーション的にぼやかした消し方が出来ます。

消しゴムのようにガッツリ境界キッチリと消すには不向きです。


ホルベイン デッサン用ねりゴム NO.5

 

100均のMDF板とクリップでも十分ですが、画板になる板は必須です。


プラス A4サイズにおりたためる A3クリップボード+ ダークグレー 83-151 専用ストラップ 付

 

この15枚全部、途中で投げ出さずに一旦完成させる程度の練習は必要だと思います。


A4サイズ トレーシングペーパー (15枚入り)

 

B5なので少し小さいかも知れません。


うつし絵 30枚入り

 

描いた絵の鉛筆を紙に定着させるスプレーです。

トレぺだと、紙がふやけるかも知れません。 


ホルベイン 画用液 スプレーハンディフィキサチフ O620 100ml 005620
 

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