前回、中部横断道路の静岡ー山梨間が全線開通したという記事を書きました。
その後YouTubeで、新たに全線開通した中部横断道路とJR東海・身延線の特急ふじかわ、従来の下道である国道52号線の3ルートで、実際に全行程撮影しながら移動して映像を同時に再生し、どのルートが一番速いか?を検証した動画を見つけました。
今回はこちらの動画を紹介しながら、中部横断道路とJR身延線について述べたいと思います。
- 実際に移動しながら収録して検証
まず、今回見つけた動画です。
japan roadさんの【どっちが早い?】特急ふじかわ VS E52 中部横断自動車道 【甲府駅→静岡駅】という動画です。
JR甲府駅~静岡駅間を、
- 特急ふじかわ
- 中部横断道
- 国道52号線
の3ルート同時スタートでどのルートが一番速いかを検証した動画です。
30分超の長い動画ですが、同じものを作ってみろと言われてもほとんどの人がそう簡単に出来る訳がない動画なので、是非少しでも再生して下さい。
具体的な所要時間まで書いてしまうのは、3度も甲府駅~静岡駅間を全編撮影しながら移動したうp主さんに申し訳ないので、詳細は各自動画を見てもらう事にして、結果としては
- 中部横断道
- 特急ふじかわ
- 国道52号線
の順で到着しています。
JR甲府駅~静岡駅間というルート設定は「特急(ワイドビュー)ふじかわ」の運行区間を元にしていますが、ある意味このルート設定も勝敗に影響しているように思います。
動画に表示される地図の通り「特急(ワイドビュー)ふじかわ」はJR東海の身延線で甲府駅から富士駅まで行き、富士駅からは東海道本線を走るので中部横断道や国道52号線と比べるとかなり遠回りなルートです。
この競争でも甲府駅から下部温泉までは「特急ふじかわ」が先行しており、通過駅ですが静岡との県境に近い十島駅の辺りまでは国道52号線ルートより先行しています。
なのでゴールを静岡駅ではなく富士駅に設定すると、3ルートの時間差はかなり変わってくる気がします。
- 「特急(ワイドビュー)ふじかわ」の存続の危機?
2021年8月29日以降に投稿された、静岡ー山梨間が全線開通した中部横断道路関連の色々な動画を観るたびに、中部横断道の開通で「特急(ワイドビュー)ふじかわ」の存在感が薄くなり、存続が危ぶまれるのでは?というコメントが書き込まれているのを見受けます。
しかし前回も書いたように、個人的な感覚だと鉄道の利用客と自動車で移動する層は棲み分けされているように感じているので、単に道路が開通して所要時間が「特急(ワイドビュー)ふじかわ」よりかなり短縮されたという理由だけでは、「特急(ワイドビュー)ふじかわ」の利用客が激減するようには思えません。
強いて挙げるなら、高速バスは脅威と考えられます。
但しこちらもルートはJR甲府駅~静岡駅間と基本的に同一で、運賃もJRの特急料金込みの金額の半額近く、所要時間も僅かに「特急(ワイドビュー)ふじかわ」より短いようで、一見すると高速バスが有利に思えますが、くわしく調べてみると
- 土日祝日の朝夕、一日2便のみ(往復)
- 目一杯中部横断道を利用するのではなく、静岡駅から下道で客を拾いながら高速に乗り、ゆるキャン△の身延で下道に降りて停車した後再び高速に乗り、早めに高速を降りて下道で客を降ろしながら竜王経由で甲府に着くルートなので、中部横断道をフル活用する速さではない。
と、対等に戦う敵でもないようです。
Amazonで関連商品を探してみましたが、ゆるキャン△関連ぐらいしか見つかりませんでした。
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