アメ車☆旧車ライフ☆カトラス

アメ車旧車を中心に、クルマにまつわる話を綴ります。

旧車維持のウイークポイント、消耗品・定期交換部品以外が破損する。ワイパーアーム

旧車の維持は、普通の現代車と同様にはいかない色々な苦労が有ります。
今回はワイパーアームが壊れて交換した際の話です。

 

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  •  壊れない場所が壊れる。

普通のクルマであれば事故等で破損しない限り、使用して劣化や摩耗で交換が必要なパーツといってもワイパーゴムやエア&オイルエレメント・タイヤ等の消耗品、古めのクルマのタイミングベルト等の規定の走行距離で定期的に交換する部品やハブベアリング・ショックアブソーバー等、

元々寿命で交換する事を前提で設計されている部品の交換がメインとなる筈ですが、旧車となると、経年劣化の為に交換を前提として設計されていない部分が破損する事があります。

 

しかも製造からかなりの年月が経過しているので、普通のクルマのようにパーツが当日中か数日以内に入手出来るとは限りません。

 

 

今回のカトラスのワイパーアームも、古いアメ車とは言えワイパーゴムやワイパーブレードなら一週間以内に手に入りますが、ワイパーアームとなると消耗品ではないので入手に難儀しましたw

 

普通のクルマでワイパーアームを壊す人といえば、寒冷地仕様でないワイパーで着雪した雪を掃わずに強引にワイパーを動かし続けてワイパーアームの付け根のセレーション部分をナメてしまうとか、ワイパーを浮かそうとして曲げ過ぎて折ってしまう位しか思い浮かびません。

 

しかも仮に壊してしまっても修理に出せば、部品はすぐに手に入るので数日以内に治る筈です。

 

DIYでの補修でも、解体屋経由で中古部品が手に入ると思います。

 

当方のカトラスは、テンションを掛けて押さえつけて窓に密着させるためのバネの部分が経年劣化のサビで崩壊してしまいました。

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ワイパーは動いても窓に密着しないので、窓の前を動くだけて全く用をなしませんwww

 

腐食してバネの押さえの爪が欠損している上に、一部のパーツが走行中に脱落したようで紛失しているので壊れたワイパーアームの復元は不可能でした。

 

破損していないワイパーアームと交換する以外の修復方法は有りません。

 

中古品を探しましたが、同じワイパーアームを使用している車種の解体車や部品取り車は皆無ではない筈ですが、見つけるのが容易ではありませんでした。

 

新品の国内在庫も当たりましたが、自力では見つけられませんでした。

  • 海外発注

結局、それまで何度も部品をオーダーしていたアメリカの旧車レストアパーツ専門店に注文しました。

 

日本でも、ハコスカやケンメリ等はリプロダクション品も含めた旧車パーツ店もありますが、車種も部品の種類もかなり限定されてしまいます。

 

しかしアメリカの旧車レストアパーツ専門店は各車種ごとに様々なパーツが網羅されており、それこそ人気車種であればシャシフレームとシートフレーム、ガラス一式だけ残っていれば、ボディパネルの大部分から内外装パーツまでまるまる1台クルマが作れてしまいそうな勢いでパーツが充実しています。

 

当方のカトラスも、現地で人気のオールズモビル442というマッスルカーのベースになった車種なのでオールズモビル442と互換性のある部分やカトラスの2ドア車との共通部品に関してはかなり部品が充実しています。


但し、4ドア車特有の部分のパーツは皆無となります。

 

アメリカでは基本的に2ドアのスポーツタイプしか趣味の対象にならず、4ドア車は2ドアスポーツの部品取りという程度の認識しかありません。

 

この旧車レストアパーツ専門店でカトラスに適合するワイパーアームとワイパーブレードのセットを見つけてWeb通販サイトでオーダーしました。

 

既に何度も利用しているので、情報は登録済で日本のネット通販と変わらない手順で購入可能です。

 

この辺の海外通販のやり方や実際の着荷までのレビューは、いずれ書きたいと思います。

 

 

このワイパーアームは、記録ミスか本当に一旦日本まで来てアメリカに戻されたかは判りませんが、最短ではない時間で着荷しました。

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当時平日は朝から晩まで完全に拘束されていて、不在時に到着した荷物を再配達してもらったり営業所に取りに行くことが出来なかった(連日営業所が開始する以前に出勤し、営業所が閉店した後に帰宅していた。)ので、結局実際に受け取るまで更に数日要しました。

 

届いたワイパーアーム自体は問題なく今でも使用していますが、セットのワイパーブレードは全く使い物にならない粗悪品で、一度も使用しないうちに壊れてゴミになりました。

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1980年代から旧車のレストアパーツを扱う歴史の長い専門店の売るパーツでも、こんな粗悪品も混ざっています。あくまでワイパーアームが売り物でセットのワイパーブレードはみてくれだけのオマケという感覚なのでしょう。

 

アメリカで流通している旧車用のリプロダクションパーツには品質に著しい開きが有り、純正同様の高品質なパーツも多いですが、日本車の優良部品(社外パーツ)レベルの使用には問題ないがそこそこの部品から全く使い物にならないゴミも混ざっていので、価格や販売場所を吟味する事が必要です。

 

e-Bayで他より激安だからとポチるとゴミだったりする場合もあるので、何度か痛い目に遭って学習する必要があります。

 

絶対一度も失敗したくない人にはムリですね。そもそも着荷が遅れた時点でキレてますww

 

その他の特徴としては、日本の製品のようの買ってきてそのままポン付け出来る品物より、若干加工や調整をしないと装着出来ない物が結構多いので、その辺の事情を知らないポン付けが当たり前という普通の日本人には向かないと思います。

 

アメリカ人の感覚だと、あくまで単なる素材で自分達で人それぞれ自分なりの好みのアレンジを加えて装着するのが当たり前といった感じなんだと思います。

 

そういった様々な事柄を体験し、それらを興味深いと感じて面白がって受け入れて楽しめる人にはアメ車や旧車はおススメですが、絶対に一度も失敗したくなくて、完全・完璧を求める人には何から何までいちいち苦痛でしかないのでちょっとムリですね。