アメ車☆旧車ライフ☆カトラス

アメ車旧車を中心に、クルマにまつわる話を綴ります。

【世界のクルマ】塩水で走るスーパーカーが最高速度380キロ???【公道走行可能】

塩水で走るクルマが最高速度380キロで走る!という情報を見つけたので調べてみました。

  •  半分本当で半分嘘w

もし塩水で最高速度380キロで走れるクルマがあったら凄いですよねw

 

ガソリンのように塩水を補給すれば最高速度380キロで走れるのであれば、ある意味究極のエコカーですよねww

 

自動車メーカーどころか誰もがこの技術に着目する筈ですw

 

という訳で、本当に塩水で走るのか?ソースを探してみました。

 

 

nanoFLOWCELL社のクアントeスポーツリムジンというクルマで、まだコンセプトモデルのみですが実在していて、ヨーロッパで公道を走行する認可を得ているようです。

www.kurumaerabi.com

ソースによると、4人乗りで最高速度380キロ、912馬力で0→100km/hが2.8秒と正にスーパーカーww

ev

画像出典:

塩水で走る電気自動車が公道テストへ! | clicccar.com

 

しかも1回の給水で航続距離が600キロとガソリン車を凌駕する性能ですw

 

基本的にはEVで、10,000回の塩水給水(充電)が可能な耐久性のバッテリーとの事です。

https://www.nanoflowcell.com/index.php

 

もしコレで排気ガスがゼロなら塩水車の圧勝ですね。

 

塩水で走るというと、つい適当な海水を汲んできて注入すれば上記の高性能が発揮出来るような妄想を一方的にしてしまいがちですが、海水で走る訳ではありませんw

塩水で走るスーパーカーのしくみ

このクルマは電池が今までにない特徴的なしくみで、基本的な部分は高性能なEVというのが実態みたいです。

 

今までにない特徴的なバッテリーは、大雑把な解釈だとEVでないクルマの鉛バッテリーをイメージすると解りやすいです。

 

鉛バッテリーは電解液である希硫酸を鉛に触れさせてイオンの化学反応で電力を発生させています。

 

しかし電力を消費して化学反応しつくしてしまうと、最終的に放電して電気は発生しなくなります。

 

その為エンジン車では発電機で電力を補充しながら走行しています。

 

塩水で走るスーパーカーの考え方は、この鉛バッテリーの希硫酸を塩水に置き換えて、放電しきったら古い使用済みの塩水を抜いて、充電済みの塩水を補給するといった考え方です。

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画像出典:

航続距離は600km!塩水を循環して発電するスーパーEVの実力 | FUTURUS(フトゥールス)

使用済みの塩水は外部で再び充電しておいて補給に使用します。

 

なので海水を汲んできて入れれば走るとかいう話ではありませんww

  • 新しいEVの充電方式

今のEVを大きく分けると

  • 電池を搭載して外部から充電して走行(一般的なEV)
  • エンジンで発電しながら電気で走行(日産のeパワー)
  • 水素を化学反応させて発電しながら電気で走行(燃料電池車)

なので、外部から充電タイプの新しい発想という訳です。

 

電池搭載タイプのEVの難点は、電力をバッテリーに充電している時間は稼働できないという点です。

 

今までは、どんどん電池の性能を上げて充電時間を縮めていくという考え方がメインでした。

 

あと、電池の規格を統一してカートリッジ着脱式にし、電池が切れかけたらスタンド?で充電済みの電池に交換して走行し、カートリッジ電池は共有するというアイデア(一部の地域の電動スクーターや路線バス等では既に採用済)くらいだったので、電解液(塩水)を入れ替える事でバッテリー復活というアイデアは、ある意味新しい選択肢とも言えます。

 

今後EV普及の為にガソリンスタンド的なインフラを、統一規格の整備していくという観点からは、急速充電型、カートリッジ交換型に加える選択肢に出来そうなアイデアです。

 

ココまでが塩水で走るスーパーカーの話でした。

  • 100%無公害ではないEV

個々の車両からは排気ガスが出ないという点だけを見れば環境に優しく見えるEVとは言え、充電は必須なので辿って行けば現状風力や水力、太陽光での発電はまだまだなので、結局火力発電所か原子力発電所で発電した電力を使用している訳で、とてもではないですが100%無公害等とは口が裂けても言えませんww

 

新車はガソリン車でもEVでも工場で製造されます。

なので工場の環境負荷も視野に入れなければなりません。

 

現状充電能力を終えたバッテリーを搭載したEVは、バッテリーを新品にすれば電池以外は充分使用可能でも、バッテリー交換と廃棄の費用が高い為に、バッテリーを交換して再使用される事なく新車に代替されています。

 

新車を製造する環境負荷や、まだ乗れる車を次々と廃車にする環境負荷を含めると、果たしてそこまでエコなのかは本当に微妙です。

 

更に廃棄バッテリーに問題があり、適切に処理しないとガソリン車の排気ガスどころではない重篤な環境汚染の原因となります。

 

中国ではPM2.5が酷すぎて大気汚染を減少させるためにEV化を進め、100万台くらいEV化させたようですが、既に使用済み廃棄バッテリーの問題が発生しているみたいです。

 

新車時のクルマ単体でガソリン車とEVを比較して、排気ガスがゼロだから環境に優しいと思っている人がもし万が一居たとしたら、それは余りにも視野狭窄過ぎるのでもう少し多方向からEVを見てみる必要がありますねw