ツイッターに投稿されたプリウスが事故後に暴走している映像を見て、当方のダッジチャレンジャーの自損事故の際の事を伝えたいと思いました。
現実の事故では高齢者ドライバーのみならず、誰にでも起こりうる事象なので読んでみて下さい。
ツイッターの投稿はこちらです。
ヤバい事故に遭遇((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
— 岡ちゃんマン (@jn6gtz) 2020年2月7日
また、プリウス… pic.twitter.com/bGtAd2M65x
ちなみに、人のツイートを勝手に掲載して良いのか?という指摘が出て来そうなので先に述べておくと、正規の方法(ツイッターの埋め込み機能)を用いる分には問題ないとの事です。
キャプチャを貼ったりダウンロードした物はダメです。
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なぜ暴走するのか?
この映像でプリウスは何度も前進/後退を繰り返して執拗に軽自動車に体当たりしていますが、恐らくドライバーはアクセルを踏んだままセレクター(シフトレバー)を操作してDレンジとRレンジに何度も入れ替えていると思われます。
ブレーキランプにも見えますが、バックで周囲に衝突してから前進で軽自動車に体当たりするまではランプが点灯していないのでバックランプが点灯しているようにも見えます。(ハイマウントストップランプが点灯していないっぽいのでブレーキランプではない気がします。)
ツイートのやり取りを読んだら高齢ドライバーで、この前にも何台もの車にぶつかっていて、ガソリンスタンドに突っ込んで停止したみたいです。
何故ドライバーはブレーキを踏んでクルマを止めないのでしょうか?
プリウスのセレクター(シフトレバー)は従来のレバーのように各レンジに移動するタイプでなく、レンジ選択後に定位置に戻ってしまうので慣れないと意図しない動作を招きやすいという指摘もあるので誤動作をさせているのかも知れませんが、そもそもこのドライバーは何でブレーキを踏んだり、アクセルから足を離したりしないのでしょうか?
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思い出したくない忌まわしい自損事故
実は当方もダッジチャレンジャーの自損事故で似たような状態に陥ったので、傍目にはこんな感じだったのかと思いながら映像を見ていました。
当方の自損事故の詳細はいずれ記事化するつもりですが、似たような状態とは当方の場合、高速道路で追い越し車線から走行車線へ車線変更しようとした際にハイドロプレーニング現象でクルマがスピンし、道路脇の緑地帯に突っ込んで180度逆向きに停車した事故の時の事です。
幸い他者を巻き込まず、道路設備の一部を損壊と自爆のみの事故で済みましたが、この時信じられない状態を体験しました。
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高齢ドライバーやプリウスでなくても、誰にでも起こりうる事。
クルマがコントロールを失って路肩の緑地帯に突っ込んだ際に、クルマは停止すると思いましたがそのまま走行してしまいました。Nレンジに入れようとしてバックしてしまい、戻そうとして再び前進。
緑地帯の平坦部から擁壁の土手に乗り上げた際にニュートラルに入れられて、ようやく停止しました。エンジンは高回転のままです。
前進/後退の途中でエンジンキーを切ろうとしましたが、セレクターレバーがPかN以外ではエンジンは切れない様子です。
どうやらブレーキを目一杯踏んでいたつもりが、アクセルを目一杯踏んでいた模様です。当然自分自身ではそんな自覚も記憶もありません。
セレクターレバーをNにしてエンジンキーを切り、ようやく収束しました。
この間ほんの十数秒くらいだと思います。
路肩の緑地帯に突っ込んですぐに停止させられなかったので、クルマのダメージも余計に酷くさせました。
この実体験から、高齢ドライバーの踏み間違え暴走事故が報道される度に高齢ドライバーガー、プリウスガーと叩きますが、実際に事故に遭遇すると高齢ドライバーやプリウスでなくてもパニックに陥って身体が固まってしまうという事を痛感しました。
高齢ドライバーを叩いているあなたも、自分は事故った際に絶対暴走しない。と断言できませんよw
高齢ドライバーに至っては、申し訳ありませんがこのようなパニック状態になったら、ほぼ間違いなく身体が固まってアクセル踏みっぱなしになってしまうと思います。
高齢ドライバーは免許返納・免許返納と言われるようになりましたが、当方の住んでいる地方の田舎などは、かつて住んでいた多摩西部と比較すると果てしなく公共交通機関が脆弱で、免許を返納してしまうと死活問題の高齢者も多いので、ただ免許を剥奪するのではなく、地方でなく国自体から高齢者の移動手段の対策を講じる必要を強く感じました。
また、高齢ドライバーやプリウスを叩いている腕自慢のあなたも、いざ事故ればアクセル踏みっぱなしになる可能性は高いので覚悟して下さいw