カトラス☆アメ車☆旧車&イラスト

アメ車旧車を中心に、クルマにまつわる話を綴ります。

車上荒らし未遂被害にあった際の顛末。犯人は逮捕されたが・・・。GS130クラウン

かなり前の話になりますが、車上荒らしの未遂事件の被害にあった際の話をします。
もしかしたら実際はこんな感じという参考になるかも知れません。

gs130

  •  車に乗ろうとしてビックリ!

当方の場合は幸い犯人がドアを開けられず未遂で、ドアハンドルの損壊だけで被害は済みました。警察に届けて、後日犯人は逮捕されたのでその辺までの話です。

 

 

古い話ですが、2009年6月7日(日)AM11:30頃、洗車&昼食にでも行こうと支度をして月極駐車場へ向かい、キーレスで開錠しドアノブに手を掛けようとしてふと見ると、
当方のGS130クラウンのドアハンドルが損壊しています!

かなり深いメンタルダメージを負いましたorz

 

gs130

気を取り直して、他に損傷がないか車外一周してチェック、幸いドアハンドル以外の被害は無い模様でした。


開錠出来なかったのか?車内も侵入された形跡は有りませんでした。

前日はPM8:00少し前に帰宅したので、夜のうちにヤラれた模様です。

ドアハンドルの破損状況は、キー穴に何か長く固いモノを刺して力任せに引き揚げたような壊れ方。


棒を刺したら体重を掛けて押し下げるのが普通なのですが? 無理に回せば開錠したかも知れませんし…とにかく意味不明です。

 

仮に、もし押し下げられていたらボディまで歪んでいたので、引き揚げられたのみなのでドアハンドルの被害だけで済みました。

  • 様々な事に疑いを持つことに・・・。

具体的に車内の物品が盗まれた訳ではないので車上荒らしと断定出来ず、あらゆる方向性に疑いをかける羽目になりました。

 

その数ヶ月前、近くの月極駐車場で鍵を壊されて開錠され、セキュリティが鳴ってカーナビが窃盗未遂という事件があったと聞かされた当日の朝に、出勤時に車を走らせた途端に、右フェンダーミラーが台座からずれていて後方確認出来ない事に気付くという事があり、その時は大家さんが良く夜間に敷地内の植栽の剪定やゴミ集積場所(アパート付帯の駐車場なので)の片付け等をしていたので、それらの作業中に誤ってフェンダーミラーにぶつかってしまったのか?と思っていましたが、この車上荒らし未遂事件で、過去にも狙われた可能性もあると疑いました。

 

そう考えると、ドアハンドルを壊される二、三日前から、キーレスの解錠が動作不良だったのも鍵穴を弄られたせいだったのか?という疑念も湧いてきました。

 

もし車上を荒らすなら、カーナビ装着車とか車内にモノが載せてある車を狙えばいいのにカーナビの”カ”の時もなく、車外の高級オーディオが付いてる訳でもなく、車内に何も載せてない(意識して荷物を車内に残さないようにしている)車(しかもかなり旧い中古車)を狙い、ちょっと手を付けて断念?ヘタレにも程がある(怒)


ざっと見回した処、同じ月極駐車場の別の車両には被害は無い模様です。

  • もしくは嫌がらせなのか?

以前から大がかりな作業を駐車場で行うことは無かったのですが、3~5月は細かな作業を駐車場で頻繁に行ったので、それが目障りだったのか?という疑念も。

騒音や悪臭の発生する作業、ゴミ散乱や夜間作業は一切していないなかったのですが…

 

幸い数メートル離れた隣の月極駐車場に置いてあるカトラスは無事でした。


1995年頃に家の駐車場では出入りが厳しいグランドマーキーの購入時に借りて以来、15年近くカプリス・ベルエアと、区画枠からはみ出す車両を長年に渡って置いていた際は盗難もイタズラも無かったのですがorz

 

  • 被害を警察に届ける。

メンタルダメージで昼食を採る気も失せて洗車と買い物だけ行い、警備強化の依頼も兼ねて、所轄の交番に被害届を出しました。

 

普段不在のイメージの強い所轄交番ですが、二回目に通った際になにやら手続きをしている様子だったので、隣接するコンビニの駐車場に車を置いて買い物で時間稼ぎをしてから訪問。拾得物の届けをする女子高生の手続きが終わるのを待ちました。

 

届出の手続きに小一時間掛かる上に、こちらが何か悪い事をしたかの様に職業等まで詳しく訊かれる上、最後に指紋押印(印鑑持って行かなかったので…)あまり気分の良いものではありません。

 

挙句に最後、警備の強化を依頼しようとしたら、
「交番も雑務に追われて手が回らないので各自で気を付けて下さい。」的な事を言われて終了。
まぁ、期待はしていませんでしたがリップサービスでも「巡回時に少し重点的に視てみます。」位な事は言って欲しかったですねw

 

どうやら自分で出向くのではなく、現状を保存して現場に来て貰うのが正解のようです。

  • 車上荒らし未遂自体の顛末。

2ヶ月過ぎた2009年の8月中頃になって、知らない番号から電話が着信していました。

しかし、当方は電話は送信/着信共に極稀な上、特定の人とのやり取りのみなので間違いTELかと思って無視しました。すると留守電が入っており、何と地元警察の刑事課からでした。

 

連絡してみると6月にドアハンドル損壊で被害届けを出した件で、犯人が逮捕されたとの事でした。

 

犯人は34歳のホームレスで、逮捕時所持金2000円という人間なので、担当刑事の見解としては、損害の弁済は難しいだろうとの事です。

 

元々弁償どころか、犯人が捕まる事すら1ミリも期待していなかったので、予期せぬ朗報! やはりダメ元と思っても被害届けは出しておいて正解でした。

  • 被害届けには、意外な効能がありました。

犯人逮捕の連絡で、再犯や嫌がらせ説等の見えない敵と戦う必要が無くなって精神的な不安から解放されました。


もし、届けを出していなかったら、仮に犯人が捕っていても知らないで、居ない敵と戦い続けるところだでした。

 

しかし安心した2週間後、同じ月極駐車場の対面のクルマの側面ガラスが割られて荒らされる被害が発生しました。油断は禁物です。

gs130

長くなったので次回、車上荒らし未遂被害の車両の修理や、防犯対策について記したいと思います。