1970年代頃までのワイパーアームがシルバーだった頃の旧車に似合うワイパーブレードの話です。
1970年代の終わり頃から窓サッシを黒染めにしたクルマが増え始め、それに合わせてワイパーも黒染め化されて、シルバーのワイパーは絶滅してしまいました。
1970年代中頃までの旧車はワイパーアームがシルバーなので、市販の黒いワイパーブレードはイマイチ似合いません。
ワイパーゴムだけ交換するという手もありますが、ワイパーブレードも劣化して窓に密着する性能が落ちてくるので限界があります。
この方法は当方が考えたのではなく、クルマ仲間の知人が行っていた方法がナイスなアイデアだったので早速マネをさせて貰った方法です。
ワイパーアームがシルバーの旧車にお乗りで、黒染めのワイパーブレードに違和感を感じていた人などは真似してみても良いかも知れません。
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超簡単にシルバーのワイパーブレードに変換w
やり方は超簡単です。自分のクルマに適合する黒染めの新品ワイパーブレードを用意して、一旦ワイパーブレードとワイパーゴムに分解します。
シルバーの缶スプレーでワイパーブレードを塗装します。
塗料乾燥後、ワイパーブレードとワイパーゴムを組み合わせてワイパーアームに装着するだけ。
細かい事にこだわらなければ、コレだけでパッと見の違和感はかなり払拭されますw
効果絶大です。
缶スプレーは水性でなく油性のほうが望ましいです。塗装前の足付け(ペーパー研ぎ)までは不要かと思いますが、脱脂は必要です。
当方は2回ほど黒染めワイパーブレードをシルバー塗装して装着しました。
当方のカトラスの年代のアメ車の大部分はワイパーブレードの装着方法が国産車と異なり、ピンタイプで、しかも後年のアメ車のピンタイプよりも細いので日本車ならどこでも入手可能なワイパーブレードすら、今すぐ購入するのは困難な状態です。
アメリカ本国では旧車用にシルバーのワイパーブレードも用意されていますが、日本で扱っている場所は少なく、高価なのでそこまでこだわらない当方は日本で通販で購入してスプレー塗装しただけで充分ですw
※この缶スプレー塗装、従来の金属製のワイパーブレードには有効ですが昨今の樹脂製のブレードに対しては未知数ですのでご注意下さい。
アメリカ車の旧車のワイパーブレードはUフックでなく細いピンタイプで日本車には無いタイプなので、日本で探すとホント骨が折れますww 楽天です。
ワイパーブレード 16インチ 406mm 3/16" ピンTRICO or NAPA
チャンピオンのワイパーブレードはUフックにも細いピンタイプにも対応していて汎用性が高かったのですが、スリムなタイプに移行してしまったようです。
残念ながら在庫切れ。
ワイパーブレード 400mm チャンピオン製