特定の年式のダッジチャレンジャーの一部には、バッテリーが上がってしまう症状を発症してしまう恐れがあるとの事に関する情報です。
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怪現象?
前回ダッジチャレンジャーのバッテリー交換に関して記事を書いた際に遭遇した事案の情報です。
ダッジチャレンジャーはドアサッシのない、サッシレスのドアを採用しています。
ドア開閉時には、ドアハンドルに連動して1/4インチ窓が下がり、コの字型のドアシールゴムをかわします。
ドアが閉じて全閉状態になると1/4インチ窓が上がり、コの字型のドアシールゴムのコの字の中に窓が格納されます。
ところが特定の年式のダッジチャレンジャーの一部には、この機能が暴走し、駐車中に30秒おきに窓が1/4インチ昇降を繰り返し続けてしまう症状を発症してしまう場合があるようです。
この動画の車両が、その症状を発症しています。
コレが発症してしまうと、駐車後一晩中30秒おきに窓が1/4インチ昇降を繰り返し続けてしまう事になるので、翌朝出掛けようとしたらバッテリーが上がっていたといったトラブルに至ってしまう模様です。
この動画では、ドアウインドウの再学習の方法と、ドアラッチに記載された番号によっては対策品に交換しなければならない事を説明しています。
ダッジチャレンジャーは、2010年か2011年頃にFOBキーがスマートキーでプッシュスタート式に変更されており、その際にドアハンドルのデザインも完全に変わっています。
恐らく、このスマートキーでわざわざキーレスリモコンを操作しなくてもドアが開閉出来るようになった頃の車両かと思われます。
年数が経過しているので既に対策済みの車両なら良いですが、運悪く未対策だった場合にはこの症状を発症する場合がある事を知っておいたほうが良いと思います。
ちなみに当方のダッジチャレンジャーはスマートキーでプッシュスタート式になる前の旧式なので、この問題の対象外のようです。
とは言えダッジチャレンジャーには冬場、ドアが開閉しなくなる持病があります。
この動画では、ドア開閉時の1/4インチの昇降機能が凍結してしまい、ドアを開けた際にはコの字のドアシールを無視して無理矢理ドアを開け、閉じる際にはコの字のドアシールが干渉して、キチンと窓が閉まらない状態になっています。
しかもドアウインドウが凍っているので、パワーウインドウも動きません。
廻ろうとするモーターを無理矢理押さえつけている状態なので、各部に負荷を掛けてしまいます。
更に当方の場合は、ドア自体のゴムシールに付着した水分が凍結して、ドアが車体に張り付いてしまった事も経験しています。
ダッジチャレンジャーの購入を検討している人は、なるべくクルマをガレージに入れて保管する事を推奨します。
屋外の野ざらし駐車では、冬場ドアが凍って開かなくなったりコの字のドアシールを破いてしまうトラブルを生じる可能性が高まります。