アメ車☆旧車ライフ☆カトラス

アメ車旧車を中心に、クルマにまつわる話を綴ります。

スカGだけがスカイラインじゃない!ショートノーズのスカイライン

自称スカイライン通の皆さんからも忘れられた、スカGでないスカイラインの話です。

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  •  スカG乗りたちの眼中にないスカイライン。

スカイラインと言えば、当然スカGの愛称で呼ばれるように、スカイラインGTやGT-Rの事を指すのが、スカイラインマニアを含めた世間一般の常識かと思います。

 

しかし当時は6気筒エンジンを搭載したGTばかりが売れていた訳ではなく、4気筒モデルもスカイライン人気を支えていました。

 そんなショートノーズのスカイライン話です。

 

 

スカイラインというと、普通のスカイラインマニアやスカイライン通の頭にはハコスカ以降の歴代のスカGやGT-R・R30のRSしか思い浮かばないと思います。

 

しかし富士精密時代のプリンスが1957年に発売した初代スカイラインも過渡期のスカイラインスーパーもS50系も立派なスカイラインです。

 

ましてハコスカ以降の4気筒モデルもR30くらいまではかなり売れていたモデルでした。
今回はハコスカからジャパンまでのセダンの話をします。

S50系以前とエステート・バンモデルは次回以降記します。

  • ショートノーズ

当方はインターネットが普及する以前は、リアルなクルマ趣味の仲間はほとんど居ませんでした。

 

セダン系のアメ車に乗って、西部警察で破壊されるようなタクシー上がりの低グレードセダンが好きで旧車や草ヒロが趣味では、人気のメジャーな上級モデルやスポーツモデルが好きでカスタムやドレスアップで自分達のクルマ好き度を競っている世間一般のクルマ好きとは噛み合いませんでした。

 

しかしWeb上ではそんなタクシー上がりのプロパンガスの低グレードセダンに乗って、パトカーと市販モデルの細かい仕様の違いを仔細に語れるような集団が存在していました!必然的にその集団に加わりましたw

 

そんな中に、スカイライン好きでスカGだけでなく4気筒のショートノーズも愛好している人Kさんが居ました。

 

残念ながらその後諸事情があり、以降長い事疎遠な状態ですが、当時Kさんが数十台所有していたクルマの中のショートノーズのスカイラインはいつも見せてもらっていました。

 

このTIは、当方が中古車店で見つけてKさんに連絡したところ、既に存在を掌握していて間もなくKさんが入手しました。

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欠品だったハーフキャップもKさんの手で装着され元の姿に戻りました。

もう1台不動車と、後期モデルも所有していたと思います。

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中古車店で話を聞いた時には、スカGジャパンの外装パネルのパーツ取り用にに売ってくれという申し出が殺到していたとの事でした。

 

今ではかなり残念な状態になってしまいましたが、スカGジャパンの餌食にならず現存しています。

 

こちらはTIの前のモデルのケンメリです。

こちらも欠品だったオリジナルのホイールキャップを入手して装着した直後だと思います。

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他に後期の、グリルとエンジンが変更になったモデルも所有されていたと思います。

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4気筒のショートノーズはTI末期の一部のモデルを除いてスカGと異なりリアサスがリジットで車高を落としても八の字にならないのもローダウン好きな人達からの人気を得られない一因でしょうか?

 

以下2台のハコスカはKさんの車両ではありません。

 

こちらがハコスカの初期グリルモデルですね。Ⅰ型のみグリル下の二分割のスリット上に一本モールが入るのが特徴です。このモールが失われたⅠ型も多く見掛けます。

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こちらがⅡ型、グリルが異なります。ショートノーズのフロントフェンダーは単純にホイールベースを延長しただけの先代S54スカイラインGTと異なり、GTはホイールアーチの前後とも延長してあるようです。

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ウインカーの位置から水平に延長したラインを想定して比較してみると、ホイールアーチの開口部高さがスカGより低いようで、ただでさえボンネットが短く寸詰まり感のあるショートノーズをスカGより更に鈍重に見せてしまっているようです。

 

ボンネットの中央先端に付くオーナメント?は、新車時はSTD等の低グレードとGT-R以外の大部分のグレードにはⅠ型から最終のGT-Xまで装備されていたみたいですが、現在見掛けるスカGではあまり装着されている個体を見ませんね。

 

GT-Rモドキ仕様ならともかく、ビカビカに仕上げられていて完全レストア済をうたっているのにボンネットの中央先端の飾りが無いクルマは???ですね(苦笑

 

現在数多く見かけるハコスカのGTは、申し合わせたようにリアフェンダーをカットしてオーバーフェンダーを装着し、車高を下げてワタナベのホイールを装着しているので、若い人はそれがデフォルトだと勘違いしているかも知れませんが、GT-Rモドキ仕様はハコスカの定番カスタムなので誤解しないで、純正状態からカスタムされたものだという事は知っておいて下さい。

  • 究極のケンメリ

最後に究極のケンメリショートノーズを紹介します。


わずか197台しか生産されなかった超激レアなケンメリのGT-Rより残存数の少ないケンメリとなる筈です。

 

コレを見てただのゴミと思ったあなたは浅はかですw

 

ゴミにしか見えないこのケンメリショートノーズは、コラムシフトのMTで正真正銘間違いなくスタンダードなのです。

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ケンメリのコラムシフトのセダン(LPG車)はタクシーとして少量流通していましたが、ケンメリでわざわざガソリンのスタンダードのコラムシフト車を買う人は皆無だった筈です。

 

本物のケンメリGT-Rは何度か見た事が有りますが、ケンメリの元タクシーのLPG車ですら現存している個体を見た事は一度もありません。


2006年の画像なのでまだ現存しているのかは不明ですが、数多くのスカイラインマニアが全く見向きもしないゴミなのに、ケンメリのGT-Rより超貴重なショートノーズですwww

 

こちらのケンメリのワゴン(バン?)にお乗りの方もこのケンメリのスタンダードに着目してますねw やはり筋金入りの真のスカイラインマニアは、スカGしか目に入らないにわかの自称スカイライン通とはレベルが違いますww

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画像出典:「ケンメリスタンダード 珍しいクリームイエロー」バンデラのブログ | 箱荷室付旧型乗物記録 デラックスな?「燃費記録日記」 - みんカラ

 ミニカーもキチンと考証されたモデルがリリースされるようになりました。

ショートノーズでグリルもⅠ型が再現されています。 以下全て楽天


1/64 トミカ ビンテージスカイライン1500デラックス 荻窪魂

 

こちらはⅡ型です。


トミカリミテッドヴィンテージ TLV-49a スカイライン 1800DX (緑)

 

ケンメリのショートノーズはバン・ワゴンしか見つけられませんでした。


【トミカショップ限定品】TLヴィンテージ 日産 スカイライン バン 警視庁 パトロールカー