アメ車☆旧車ライフ☆カトラス

アメ車旧車を中心に、クルマにまつわる話を綴ります。

【カッコイイ?】クルマのスタイリングの変遷、1960年代~2000年【カッコ悪い?】

今回はクルマのスタイリングが、どんどん当方の望まない方向へ進化していった50年間の変遷の話です。

  • どんどんカッコ悪くなっていった(´;ω;`)

当方は子供の頃、カッコイイなぁ~と思うクルマがたくさん有りました。

 

ところが新型車が出るたびに、カッコイイと思えるクルマが減っていき、遂に現行の新車でカッコイイと思うクルマが皆無に近くなってしまいました。

 

原因は単純明快で、クルマのスタイリングの問題です。

 

 

クルマには常に新しい技術が反映されています。
なので新しい機構を取り入れれば、クルマの外観も内部の仕組みに応じて変化していきます。

 

この、クルマのスタイリングの50年間の変遷について述べていきます。

 

  • FRレイアウトが主流だった1960年代まで

 当方が子供の頃、カッコイイと思ったクルマは1960年代までの車両がメインでした。

 

1960年代はヨーロッパでFF機構のクルマが数々出始めた時代で、まだ日本やアメリカではFRレイアウトが主流でした。

 

FRレイアウトのカッコイイクルマの横からのシルエットは、このようにフロントのオーバーハングが短めでリアのオーバーハングが長めなスタイルが多く、このようなバランスが美しいとされていました。

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この頃はまだRR機構のクルマもありましたが、FR同様にフロントのオーバーハングが短めでリアのオーバーハングが長めなスタイルが主流でした。

  • FF車の台頭

 対して新たに普及しはじめたFFレイアウトのクルマは、前輪だけで駆動系を完結させる事が出来るというメリットを最大限に活かす工夫が凝らされたパッケージングに移行していきました。

 

なのでFFレイアウトのクルマはフロントのオーバーハングがFR車よりやや長めで、ホイールベースを最大限に伸ばし、リアのオーバーハングが短めなプロポーションとなりました。

 

この、それまでの前短/後長のプロポーションから前長/後短への変化が、見慣れない異質な物に感じられ、拒絶反応を起こしてしまいました。

 

例えばホンダ1300はFF車ですが、消費者が根強く持っている旧来からの自動車のカタチのイメージから違和感を抱いて拒絶されないように、リアのオーバーハングを長めに取っています。

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画像出典:自動車ガイドブック

ところが同じFF車の、スバル1000~1300のあと1971年に発売されたスバルレオーネでは、全体のシルエットはFR車時代のセダンやクーペタイプを継承しながら、オーバーハングだけFF車の前長/後短のスタイルにしてしまいました。

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画像出典:自動車ガイドブック

コレが当時子供だった当方には非常に異質に見え、強烈な拒絶反応を示しました。

 

この前後の年代の軽以外のFFの日本車には、1970年の日産チェリーと1972年のホンダシビックがあります。

 

ホンダにはまだ前述のホンダ1300を水冷化したホンダ145(1972-74)が残っていましたが、実質的にはホンダシビック一択といった状況でした。

 

ホンダシビックは旧来の常識だった、トランク部分が後部に設けられた3ボックスタイプの乗用車のイメージから完全に脱却、後の80年代には小型車の主流となる2ボックスタイプに移行していました。

 

1970年の日産チェリーのほうは、やはりまだ旧来の3ボックスタイプの概念からは完全には抜け切れていない、トランクっぽさを僅かに残したスタイルでした。

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画像出典:自動車ガイドブック

シビックもいきなり3ドアハッチバックにまで一気に進化せず、最初期は2ボックスタイプでもハッチバックではなくトランクは仕切られていました。

後部はガバッと開くわけではありません。

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画像出典:自動車ガイドブック

幼少時シビックやチェリーには、やはりこのFFレイアウトに起因する見慣れないフォルムに抵抗感を憶えて否定的な印象を持ちました。

 

ところが1970年代末になると小型車クラスのFF化が進み、同時に3ボックスタイプが激減し、大部分が2ボックスタイプにシフトしてしまいました。

 

なので、2ボックスタイプが主流となった、ある程度のサイズより小さいクルマへの興味は失せ、興味の対象は大きなセダンのみに絞られて行きました。

 

さすがに1990年代になる迄には当方も成長し、クルマのフォルムが構造の変化によって移行していった事は理解していたので、子供のように理由なく拒絶する事はなくなりました。

 

また、各メーカーFFレイアウトのクルマ造りも習熟度が増していた為に、フロントのオーバーハングが長めでリアのオーバーハングが短めなプロポーションでもうまくデザインを纏められるようになっていました。

 

1990年代初頭には実車を所有するようになりますが、やはり旧来のフロントのオーバーハングが短めでリアのオーバーハングが長めなスタイルの、FRセダンしか購入対象になりませんでした。

 

ところが2000年代になる直前になると、クルマの主流がさらに変化して行き、クルマのスタイリングも変わってしまいました。

 

ますます好みの車種は減っていき、乗りたい車は絞られてしまう事になります。

 

次回につづく

 アマゾンで探すと、この辺りの年代のモデルも昔より色々と模型化されていて少し驚きました

 

1/43のホンダ1300です。FF車なのにFR車的なフォルムなのが判ると思います。

まだ消費者側がFF車を見慣れていなかった時代だからです。

リアのオーバーハングが長いほうが美しいプロポーションだった頃です。


エブロ 1/43 ホンダ1300クーペ レザートップ ゴールド/ブラック 完成品

 

 ホンダ1300のセダン、普及型の77シリーズのほうです。

TLVの1/64スケールで、高性能版の99もTLVにラインナップされています。


トミカリミテッドヴィンテージ TLV61a ホンダ1300 77 (緑)

 

コレは知りませんでした。1/24プラモです。子供の頃バンダイの1/20を買って貰いましたがキチンと組み立てることが出来ませんでした。

今のプラモなら精度が上がっている筈です。


ハセガワ 1/24 ヒストリックカーシリーズ ホンダ シビック RS SB-1 3ドアハッチバック プラモデル HC25

 

貴重な書籍のキンドル版も見つけました。キンドル会員だと会費のみ0円で閲覧出来るみたいです。


【完全復刻版】 モーターファン 日本の傑作車シリーズ 第2集 ホンダ・シビック 完全復刻版 モーターファン 日本の傑作車シリーズ

 

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【完全復刻版】 モーターファン 日本の傑作車シリーズ 第4集 スバル・レオーネ 完全復刻版 モーターファン 日本の傑作車シリーズ

 

レオーネ4WDバン1/43ミニカー、見慣れなくて違和感の強かったフロントのオーバーハングが長めでリアのオーバーハングが短めなプロポーションでも、バンは結構カッコイイと思っていました。


Hi Story 1/43 スバル LEONE ESTATE VAN 4WD (1972) ビレッジグリーン 完成品

 

日産チェリーも、クーペが目立っていたのでセダンは初期トミカくらいしかモデル化されていない印象でしたが、1/43で出ていたんですね。


☆アシェット 日産名車コレクション 1/43 チェリー Cherry 1200(1970) ケース付き

 

模型ではこちらのクーペの方が人気がありました。

1/24スケールなので、プラモデルと同等サイズのミニカーです。


vol.61 Nissan Cherry Coupe X-1R 1973 日産 チェリークーペ アシェット hachette 124スケール 国産名車コレクション

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